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『戦う司書』は、集英社スーパーダッシュ文庫にて刊行されているSFファンタジー小説。前嶋重機さんのイラストに彩られた山形石雄さんの原作は高い人気を獲得し、現在9巻までが発売されている。
物語は、人は死ぬと本となる異色の世界を舞台とする。その本の管理をするのが、特殊な能力を持つ武装司書たち。そして、欲望のままに行動する神溺教団との戦い。そんな世界で生きる主人公たちが活き活きと描き出される。今回はこの原作を、『黒執事』の篠原俊哉監督とシリーズ構成 岡田麿里さんら映像化に挑む。
また、アニメーション制作は、david productionが行う。david productionは、沖浦泰斗さん、梶田浩司さんらが2007年に設立した新しいアニメスタジオである。今年は既にスタイリッシュな映像表現で注目を集めた『リストランテ・パラディーゾ』を制作している。今回の『戦う司書』でもその作品づくりは目が離せない。
番組放映開始を前に既にアフレコも快調に進んでいるキャスト陣から、この不思議な物語、そして個性的なキャラクターについてオフィシャルコメントが届けられている。
まずは、最強の武装司書ハミュッツ役の朴璐美さん。「作の魅力をスタッフの皆さんが一丸となって、決して逃げないで描こうとしているのをひしひしと感じます。私もそんな作品に関われて、今すごくワクワクしています」と緊張感を持った様子。普段はのんびりしてみえるが、実は冷酷非道というハミュッツ役をどのように演じるのだろうか。
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沢城みゆきさんのミレポックは、とっても仕事人間のキャラクター。その沢城さんは「そうですね…私も皆さんにおいてかれないようにしないと…って思いました」と。
ノロティ役戸松遥さんは、「作品自体はシリアスなものですが、アフレコの雰囲気は一話から和気藹々と和やかなムードでした。でも…いざアフレコを開始すると空気が一気に変わって、私も思わず背筋がピンと伸びました」と話す。
中村悠一さんは理想と正義感溢れるヴォルケンを演じる。分身能力を使いこなす美青年である。「皆さんよくご一緒させていただく方たちなのですが、それでも油断出来ないというか、独特の緊張感があったように思います。しかし、重い作品だからこそ、結束を固め楽しくアフレコしていきたいですね」とシリアス作品に力が入る様子である。
画像: (c)山形石雄・前嶋重機/集英社・バントーラ図書館
『戦う司書 The Book of Bantorra』 公式サイト /http://www.bantorra.com
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(c)山形石雄・前嶋重機/集英社・バントーラ図書館
原作: 山形石雄(集英社スーパーダッシュ文庫刊・「ウルトラジャンプエッグ」連載)
イラスト: 前嶋重機
監督: 篠原俊哉
シリーズ構成: 岡田麿里
キャラクターデザイン: 山田正樹
プロップデザイン: 橋本英樹
美術監督: 池田繁美
色彩設計: 大西峰代
撮影監督: 北村直樹
特殊撮影: 吉岡宏夫
3Dディレクター: ソエジマヤスフミ
3Dモデリング: 平 将人
編集: 後藤正浩
音楽: 平野義久
音響監督: 本山 哲
アニメーション制作: david production
製作: バントーラ図書館