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アニメ化に先立ってエンターブレインより単行本も発売されており、累計60万部を売る人気作品となっている。猫と過ごすゆるやかな日常が、幅広く支持されたかたちだ。
そうした人気は、アニメでも引き継がれた。放送初回の視聴率は5.8%と、数々の人気番組に匹敵する好視聴率を獲得した。
ショートアニメとは思えないほど豪華なスタッフも人気の秘密である。演出を『おじゃる丸』ほか、ギャグアニメで定評のある大地丙太郎さんが行う。J-POPを代表する音楽プロデューサー亀田誠治さんが主題歌を担当する。また、女優の小林聡美さんが、一人全役を演じる声優にチャンレンジしているのも見所となっている。
番組はテレビ放映に加えて、Yahoo!動画でも隔週配信されている。しかし、DVD化にあたっては、テレビ版、ネット版ととは異なる企画商品となっている。
ひとつはDVDだからこそ実現したテレビ未放映の長尺版を収録していること。短い中で表現することが作品の魅力でもあるが、長さの制約ゆえに実現しなかったものも多い。今回は長尺版として、感動の物語を伝える。
映像ではほかに初回限定生産版のみの実写ねこ映像や静止画特典くるねこ小町大集合など猫好きには堪らない企画を盛り込む。
さらにくるねこさんちに住む「くるねこ愚連隊」各キャラクター型のマトリョーシカを全4巻連続で毎回封入。全巻購入すると見事なマトリョーシカになるというものだ。また、ねこたちが総登場の「くるねこ」キャラクターシールを封入する。そして、これらのグッズは商品タイトル「くるねこ便」をフィーチャーしたシーズナルなギフト感を演出する。
「くるねこ 季節のくるねこ便①「冬」」初回限定生産版は税込み価格4935円、このほかAmazo.co.jp限定版5460円もある。さらに通常版「くるねこ①」は、よりリーズナブルな2940円となる。
12月18日の1巻発売後は、2010年3月5日、6月4日、9月3日に続巻の発売し、全4巻となる予定だ。
(c)2009 Kuruneko Yamato/PUBLISHED BY ENTERBRAIN, INC./くるねこ舎
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アニメ「くるねこ」公式サイト『くるねこ小路』 /http://kuruneko.fc.yahoo.co.jp/
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