3月2日、東京国際フォーラムで、第23回日本ゴールドディスク大賞の授賞式が行なわれ、各賞が発表された。第23回日本ゴールドディスク大賞は、2008年1月1日から2008年12月31日の間に発売された音楽の売上に基づいて表彰し、その栄誉を讃えるものである。 日本ゴールドディスク大賞は30部門以上から構成される。このなかのうちアニメーション関連のCDに与えるアニメーション・アルバム・オブ・ザ・イヤーを、「BLEACH BEST TUNES」(アニプレックス)が受賞した。
「BLEACH BEST TUNES」は、2006年から2008年までの『BLEACH』のテレビアニメで利用されたオープニングとエンディング、さらに劇場版の主題歌を収録している。収録曲は全14曲、アルバムのタイトルどおり、『BLEACH』音楽のベスト版で、美味しいところ取りのアルバムと言える。 『BLEACH』のベストアルバムは、2006年にも「BLEACH THE BEST」が発売されている。「BLEACH BEST TUNES」はこれに次ぐ第2弾だが、実は「BLEACH THE BEST」も2007年に第21回ゴールドディスク大賞のアニメーション・アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞している。
今回はこれに続くもので2枚続けての大賞であるが、テレビアニメ『BLEACH』とその音楽に対する人気の高さを表していそうだ。 この部門の昨年の受賞アルバムは、『ONE PIECE SUPER BEST』だった。過去には『機動戦士ガンダムSEED』シリーズや『鋼の錬金術師』のBESTアルバムなどがある。テレビアニメのべストアルバムは、安定した人気がある定番商品のようだ。