米国の大手アニメ流通業者であるADVフィルムは、日本で公開中の話題のアニメ映画『秒速5センチメートル』の北米での劇場配給権、ビデオグラム化権、放映権を獲得したと発表した。 『秒速5センチメートル』は、インディーズアニメ出身の新海誠監督の最新作で、今年3月に劇場公開した。劇場公開中のアニメ映画のライセンス化が、海外で発表されるのは珍しい。日本では作品のDVD発売は7月19日となり、6月18日に発表されたばかりである。 ADVフィルムスは作品の初披露として、6月30日にアニメエキスポ2007が開催中のロングビーチで2つの映画館を使い劇場上映する。チケットはAX2007のADVフィルムのブースにて購入可能となる。 ADVは今年秋には『秒速5センチメートル』の上映ツアーを米国内で行う。また、12月にはDVDを発売する予定など、有力作品のひとつとして展開する。 ADVフィルムはこれまでも、新海誠監督のデビュー作『ほしのこえ』や『雲のむこう、約束の場所』のDVDを北米で発売している。今回の『秒速5センチメートル』で、新海監督の主要作品は全て同社が扱うことになる。 米国では日本のように一般のアニメファンがインディーズアニメに馴染んでいるケースはあまり多くない。しかし、長編作品を発表している新海監督の作品は、普通のアニメ作品として受け入れられており人気も高い。また、そうした人気の高さのなかに、デビュー当時はほとんど一人で制作したことや、インディーズアニメ出身であるほかの作品と違う特徴が大きな影響を与えているのは確かである。『秒速5センチメートル』公式サイト(日本) /http://5cm.yahoo.co.jp/ADVフィルム(英語) /http://www.advfilms.com/
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