ハリウッド業界情報のヴァラエテイは、ハリウッドビジネスを目指す日本のアニメ製作会社を取り上げた特集記事『マンガビジネスが外部に向かう:Cartoon business looks outside the lines』を5月23日にウェブサイトに掲載している。 記事の副題はアニメ会社が新しい題材と方法をテストしているとしている。近年ハリウッドで活発化している日本アニメの実写映画化やハリウッドとの共同プロジェクト、その背景にあるビジネスのテーマを取り扱っている。 記事のなかでも目を惹いたのが、日本コンテンツを原作としたハリウッドでのリメイク化である。そのなかで、現在マッドハウスが自社制作のアニメ2作品のハリウッド実写化を交渉中としている。 これは今年の東京国際アニメフェアで既にマッドハウス自身が、マッドハウス作品のうち1本がハリウッド実写化企画進行中、もう1本が候補に挙がっていることを告知している。今回のヴァラエテイの報道によれば依然交渉は続いているようだ。 今回も具体的な作品名は挙げられなかったが、マッドハウスの1980年代から90年代の作品には『妖獣都市』や『獣兵衛忍風帖』など欧米でカルトな人気を誇る作品が多い。また、実力派のアニメ監督して世界に知られる今敏監督の代表作『パーフェクトブルー』や『東京ゴットファザーズ』などもマッドハウスの作品である。まだ、交渉段階ではあるが、もし実現すれば大きな話題となりそうだ。 また今年1月に、『攻殻機動隊』実写化映画のエ-ジェント契約を獲得したことを発表したプロダクションI.Gについても、同社が同作品の実写化映画をハリウッドのメジャースタジオと交渉中であるとしている。 さらに記事のなかでは、ミコット・エンド・バサラの『EX MACHINA(エクスマキナ)』での取り組みやSTUDIO4℃の取り組みなども紹介している。 国内ではハリウッドでの日本のマンガやアニメの実写化企画ニュースは、その華々しさもあり大きく取り上げられることが多い。しかし、米国ではあまたある初期企画のひとつで、必ずしもメディアでの扱いが大きいわけではない。 現在こうした企画とともに、海外ビジネスの展開指向を強める日本企業が増えている。むしろ、海外のメディアにとっては、これまで国内のビジネスにとどまってきたアニメ製作会社の海外進出こそが、関心事になっているようだ。/ヴァラエテイ /Cartoon business looks outside the lines当サイトの関連記事/【TAF2007】マッドハウス新作大量発表 (1) /(2)/妖獣都市 ドイツ資本で実写映画化か?
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