東映アニメーションと幻冬舎が進める新感覚の映像作品「画ニメ」が、6月2日より東京渋谷のアップリンクXで「画ニメJAM」としてロードショウされる。 画ニメは「アーティストの持つ創造性を映像によって解き放つ」ことをテーマに、2006年6月から刊行を開始している。作品は油絵、水彩画、墨絵さらに絵画からイラスト、写真など様々な絵=「画」を用いて、従来のアニメや映画とは異なる動きのある「画」を作り出す。これまでの天野義孝氏原作・画の『Fantascope ~Tylostoma~』や古賀新一さん画の『エコエコアザクラ』など12タイトルが刊行されている。 今回上映されるのはこの全タ12タイトルとこれから発売予定の『ダニッチ・ホラー』、『赤色エレジー』の2作品である。 6月2日から6月8日は、これまで発売された作品を2作品ずつ組み合わせた上映が中心となる。それ以外にアーティストのトーク付上映会といったスペシャルイベントも多数用意されている。 6月9日から22日まではDVD発売の先行上映となる『ダニッチ・ホラー』と、6月23日から7月6日は同じく『赤色エレジー』である。7月7日から7月20日は、バルザックの『人間喜劇』を深田晃司さんがテンペラ画を使って映像化した『ざくろ屋敷』が上映される。 画ニメの特徴はひとつひとつの作品が独自の個性を放っており、それぞれの作品がまるで異なった映像と印象を残すことである。 今回のロードショーはそうした作品を見比べることの出来る機会となりそうだ。画ニメ公式サイト /http://www.ganime.jp/
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