藤子・F ミュージアム開館に向け 川崎でドラえもん展(12/11) | アニメ!アニメ!

藤子・F ミュージアム開館に向け 川崎でドラえもん展(12/11)

 来年1月20日から2月25日まで、川崎市市民ミュージアムは人気マンガ『ドラえもん』をテーマにした企画展覧会『みんなのドラえもん展-魅力の秘密-』を開催する。
 この企画は2010年に川崎市にオープンが予定されている「藤子・F・不二雄ミュージアム(仮称)」に向けた

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 来年1月20日から2月25日まで、川崎市市民ミュージアムは人気マンガ『ドラえもん』をテーマにした企画展覧会『みんなのドラえもん展-魅力の秘密-』を開催する。
 この企画は2010年に川崎市にオープンが予定されている「藤子・F・不二雄ミュージアム(仮称)」に向けたプレイベント企画も兼ねている。

 『ドラえもん』30代以下の人なら一度は読んだことのある藤子・F・不二雄氏の大ヒット作。日本で最も知られたマンガ・アニメ作品のひとつといっていいだろう。
 テレビアニメの放映期間は27年、劇場アニメは26作にものぼる。今回の展覧会は、こうした人気作品『ドラえもん』の歩みを様々な資料で辿る。 

 注目はこれまで滅多に目にすることなかった藤子・F・不二雄氏による『ドラえもん』のオリジナルの原画が大量に展示されることである。その数およそ50点は、キャラクターとしてのドラえもんや秘密道具、不思議空間、ドラえもんとのび太の友情といったテーマ別に紹介される。
 美術館ならでは企画として、蜷川実花さんや日比野克彦さんなどの現代美術家による『ドラえもん』をモチーフにした作品展示もある。さらに海外版コミックの展示など様々な面から拡大する『ドラえもん』の世界を表現する。

 川崎市民ミュージアムは、美術館活動の主要領域のひとつとしてマンガや映画、写真、ビデオなどの複製技術による芸術作品分野を定めている。今回開催される「ドラえもん展」のほかにも、現在開催中の「横山光輝の世界展」や過去には「大水木しげる展」や「CLAMP展」も行われている。
 今回の企画構成は川崎市民ミュージアムの漫画部門、こうした領域に精通した美術館ならではの質の高い内容が期待できるだろう。

/川崎市民ミュージアム 
/ドラえもんチャンエネル(藤子プロ) 

『みんなのドラえもん展-魅力の秘密-』
会期:07年1月20日~2月25日  会場:川崎市民ミュージアム
開館時間:9時半~5時 月曜休館(2月12日(月)開館、2月13日(火)休館)
観覧料:一般800円、高大生500円、中学生以下・65歳以上無料
主催:「みんなのドラえもん展」実行委員会、川崎市市民ミュージアム
企画・構成:川崎市市民ミュージアム漫画部門

《animeanime》
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