ゲーム会社大手のセガは、同社の米国会社とヨーロッパ会社がマーベル・スタジオの製作する大作VFX映画『IRON MAN』のゲーム化についてマーベル・エンタテイメントと独占契約を結んだと発表した。 今回、契約を結んだのはサンフランシスコに本社を持つセガ オブ アメリカとロンドンに本社を持つセガ ヨーロッパである。両社はマーベル・エンタテイメントが出版するコミックを原作に製作されるVFX映画『IRON MAN』の全ゲーム機種での独占的開発権と販売権を獲得した。 『IRON MAN』は、08年5月2日に欧米で公開される予定である。セガはこの『IRON MAN』をベースにした次世代家庭用ゲーム機向けのゲームソフトなどを開発する。 欧米ではヒット映画に連動した関連ゲームは売上高が大きく、欧米のゲーム企業のドル箱となっている。一方、これまで日本企業がハリウッドの大作映画の欧米市場向けのゲーム化ライセンスで独占契約を結ぶケースは珍しい。これが日本企業の海外でのゲームソフトの売上げの伸び悩みの一因ともなっていた。 今回の契約はセガのゲームビジネスが、グローバに拡大する可能性を持っている点で大きく注目される。 今回、セガが契約を結んだマーベル・エンタテイメントは、『スパイダーマン』や『Xメン』などの人気作品を持つ米国の大手コミック出版社である。同社はこれまで自社が管理するスーパーヒーローの映画化について、映画製作会社に原作権の供給を行ってきた。 しかし、マーベル・エンタテイメントは近年、自社キャラクターのライセンスビジネスへの進出を強めている。さらに、同社は大手投資銀行から資金調達を行い、映画についても自社製作を開始している。 今回の『IRON MAN』は、マーベル・エンタテイメントによる自社製作作品の第1弾である。同社は今後も『超人ハルク』や『キャプテンアメリカ』などの映画製作を行う。 『IRON MAN』はマーベル・エンタテイメントがライセンス管理を行うため、ゲーム化権の許諾でこれまでの大手映画スタジオと異なったアプローチが取ることが出来る。これが今回のセガの欧米市場でのゲーム化権獲得につながったと言える。 セガは今回の契約を同社とマーベル・エンタテイメントの戦略的なパートナーシップの第一歩としており、今後も同社のスーパーヒーローを利用したゲーム開発を行うとしている。/セガ /マーベル・エンタテイメント
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