1985年にスタートし、アニメや特撮、ホラーからSF、ファンタジーなど幅広いサブカルチャー映画を21年間にわたり紹介してきた東京国際ファンタステック映画祭が2006年の開催を休止することになった。東京国際ファンタステック映画祭のサイトで発表されている。 東京国際ファンタステック映画祭は、これまでアニメや特撮の劇場映画を広く取り上げ紹介してきた。また、近年は東京国際映画祭とも連携し、多彩な話題作のプレミア上映や先行上映を手掛けてきた。 アニメについては、一昨年の2004年の映画祭における『機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者』のプレミア上映会は印象深い。それまで商業的にはあまり期待されていなかったこの作品の上映会に多数のファンが詰め掛け、劇場を満員にした。その後、その観客による口コミが『劇場版Zガンダム』の商業的成功の流れを作ったからである。 公式サイトで発表された同映画祭のチーフプトデューサーいとうせいこう氏とプログラミングディレクターの大場しょう太氏によれば、映画祭は終了でなく休止である。また、あらたな機会を目指し新生東京国際ファンタステック映画祭を目指すとしている。 今後のあらたな展開を期待して、復活を待ちたい。/東京国際ファンタステック映画祭休止のお知らせ
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