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アニメの自動販売機でポケモンが買える

 モバイル・エンタテイメントプラットホーム事業を行っているam3は、ゲームボーイアドバンストとニンテンドーDSが利用するアドバンスカードに情報を書き込むシステムを使いポケットモンスターのテレビアニメが買える自動販売機をテスト事業として始めた。
 これにはゲ

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 モバイル・エンタテイメントプラットホーム事業を行っているam3は、ゲームボーイアドバンストとニンテンドーDSが利用するアドバンスカードに情報を書き込むシステムを使いポケットモンスターのテレビアニメが買える自動販売機をテスト事業として始めた。
 これにはゲームボーイアドバンストとニンテンドーDSにカードとアダプターを装着すること両機種でアニメを観ることが可能するアドバンスムービーと呼ばれるシステムを使う。この時に使うカードを店頭に置かれたアニメ自動販売機『アドバンスガシャポン』で、情報を書き換えることによって1話300円でポケットモンスターを楽しむことが出来る。『アドバンスガシャポン』は、本年7月より全国4店舗で行ってきたが、このほど13店舗に拡大し12月1日より1月31日まで続けると言う。

 また、am3は劇場版ポケットモンスター『ミュウツーの逆襲 完全版』のアドバンスムービーを2005年1月1日に3980円で発売すると発表した。これにより、ゲームボーイアドバンストとニンテンドーDSでポケモンの長編映画の視聴が可能になる。

 携帯ゲーム機の2大メーカーの競争はアニメ作品にも波及しそうな勢いである。今回発売されるソニーコンピュターエンターテイメントのPSPと任天堂のニンテンドーDSはゲーム機機能以外の高品質の画像でも注目されている。その品質は、ゲームと同時に携帯映像端末としての可能性を感じさせるものである。事実、バンダイはPSP向けに『機動戦士ガンダム』の映像を提供する方針である。今回のポケットモンスターの番組の店頭テスト販売拡大はそうした可能性を視野に入れていると考えられる。
 既に、am3はアドバンスアダプターを5万台以上、アドバンスカードを10万以上販売している。発売された作品は、ポケットモンスター以外に『名探偵コナン』、『天才バカボン』、『タイムボカンシリーズ』などがあるが、売上げの大半はポケットモンスターと名探偵コナンが占めている。どのような媒体も、人気のある作品は限られているようだ。今後、映像端末として両機種が拡大すれば、ゲームソフトと同様、アニメ映像ソフトの激しい囲い込みが行われるかもしれない。

am3 http://www.am3.co.jp
任天堂 http://www.nintendo.co.jp
ソニーコンピュターエンターテイメント http://www.scei.co.jp
《animeanime》
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