21世紀に入ってからコンテンツ市場への大きな関心が続いている。なかでもマニア向けのアニメ、マンガ、ゲーム、フィギュアといった市場は潜在的に巨大であり、安定市場であることからも注目は大きい。近年の電車男ブームやアキバブームなどもこうした関心を広げている
毎年、コンピューターエンターテインメント協会(CESA)が、東京ゲームショウで行っている来場者調査報告がCESAの公式サイトでアップされた。この調査は長年続けられているが、調査の内容の深さやサンプル数の多さ、回答者の範囲が広いことから、ゲームユーザーの動向
90年代末の『ポケットモンスター』の世界的なヒット以来、海外での日本のアニメやマンガの広がりを取り上げた書籍は数多く出版されてきた。そのなかには非常に優れた見解も持つ本がある一方、そうでない本もあった。 今年5月に発刊されたローランド・ケルツ氏の『ジ
日本貿易振興機構(JRTRO)が進める世界各国市場における日本のコンテンツ市場の調査レポートの最新版として「台湾におけるコンテンツ市場の実態」がリリースされた。 このレポートはこれまでのレポートと同様にコンテンツ産業を映画、テレビ番組、漫画・アニメ、音
コンテンツ分野の市場調査や企画を手がけるヒューマンメディアは、8月20日に幅広いコンテンツ産業の統計調査をまとめた「日本と世界のコンテンツ市場データベース2007」を発刊する。 市場データベースの特徴は、国内外の様々な統計調査が網羅されている点である。統
8月9日に財団法人デジタルコンテンツコンテンツ協会が編集をする「デジタルコンテンツ白書2007」が発売される。8月8日に東京・千代田区のデジタルコンテンツ協会で、この発刊の記者会見が開催された。 デジタルコンテンツ白書は、毎年、「デジタルコンテンツの市場
7年ぶりのアニメビジネス読本 この7月に発売された元マッドハウス代表取締役増田弘道氏による著書「アニメビジネスがわかる」がすごい。 本書はアニメ産業の市場からビジネス構造、その発展史、さらに日本のアニメがなぜ海外で受けるか、問題点までを幅広く扱った
11月23日に第1回開催が決定した「全国総合アニメ文化知識検定試験(アニメ検定)」の本試験に向けた対策本、本格仕様の公式問題集「アニメ検定問題集2007」が7月21日頃から小学館プロダクションから発売される。問題集は今秋開催の第1回アニメ検定の出題傾向と受験対
中小企業基盤整備機構のナレッジリサーチ事業行った「コンテンツ産業の方向性に関する調査研究」 (アニメ制作会社の現状と課題)が、同団体のサイトで公開されている。 この調査は、今後コンテンツ産業の経営支援を目指す中小企業基盤整備機構のアニメ制作産業の
世界各国・各地域の日本のエンタテインメント・コンテンツ市場調査を行っている日本貿易振興機構(JETRO)は、あらたに「イタリアにおけるコミック・アニメ市場 基礎調査」と「ハンガリーにおけるコンテンツ市場基礎調査」をリリースした。 両調査とも、該当国にお
6月23日に発売される 「星山博之のアニメシナリオ教室」は、アニメのシナリオライターを目指す人のための入門書である。そして、現在、利用出来るほとんど唯一のアニメシナリオの解説書でもある。 この本はシナリオを学ぶ人に対する講義のかたちをとっている。「オ
アニメや映画、マンガから音楽、テレビ番組まで、中国のエンタテイメント市場に対する日本の関心は依然高い。しかし、その高い関心にもかかわらず、そうした市場を総合的にまとめた情報はこれまでなかった。 5月に発売された「コンテンツビジネスin中国」(青崎智行
今年4月にNTT出版より発売された『アニメ作家としての手塚治虫 その軌跡と本質』(津堅信之著)は画期的な本である。 ひとつは著者津堅信之氏が述べるように、これまでマンガ家手塚治虫に対する研究は数多くあったが、アニメ作家手塚治虫の研究はほとんどなされてい
日本貿易振興機構(JETRO)は、海外コンテンツ市場の調査レポートをあらたに3本公開している。今回新たにまとめられたのは、「欧州におけるコンテンツ市場の実態」と「中国におけるテレビ番組販売ハンドブック」、「北米音楽市場進出ハンドブック」である。
世界各地域の日本コンテンツ産業の調査をしている日本貿易振興機構(JETRO)は、このほど新たにブラジルにおけるコンテンツビジネスの現状を調査した「ブラジル・コンテンツ産業調査」のレポートを公表している。 この調査はブラジルにおける日本のエンタテイメント
3月30日に講談社から『やわらか戦車流 Web2.0発エンタメ・ビジネス戦記』(やわらか戦車連合軍 (著)、講談社刊)が発売された。『やわらか戦車』はインターネットで誕生し、2006年にキャラクタービジネスの常識をひっくり返しつつ、日本中を席捲したウェブアニメであ
映画祭が急増している。さらにそれらの映画祭が年々拡大を続けている。多くの人が実感として感じているのではないだろうか。アニメーション関連だけを挙げても、アヌシーからオタワ、広島、ザグレブの4大映画祭に加えて、ソウルからロッテルダム、イタリアやスペイン
2006年はYouTubeを初めとする映像作品の違法ダウンロードが問題となり、映像ソフトのパッケージ販売への影響が懸念された1年であった。 しかし、06年9月12日発表とやや古い資料だが、日本映像ソフト協会がまとめた2006年上半期の統計調査報告によると、DVDとビデオ
Webマーケティングのweaveは、自社が運営するSNS(ソーシャルネットワーキングサイト)「pochitto」を利用して行なった動画配信と携帯サイトにおけるアニメの状況に関する調査結果を発表した。 調査は12月15日から24日まで「pochitto」の参加者に対して行ない、有
コンピューターエンターテンイメント協会(CESA)は、今年9月に千葉・幕張メッセで開催され東京ゲームショウ2006で実施したアンケート調査結果「東京ゲームショウ2006来場調査報告書」を公開した。 この調査は長年CESAが東京ゲームショウに来場したゲームファン
みずほ総合研究所の発行する地域経済レポート『みずほ地域経済インサイト』が、広島県の地域活性化の特集を組んでいる。 3つ挙げられた地域活性化の例のひとつとして、アニメーションの国際映画祭である広島国際アニメーションフェスティバルと連動した「広島アニ
日本貿易振興機構は、2005年の出版、映画などのコンテンツ産業の動向の一連のレポートのひとつである「日本のテレビゲーム産業の動向」の最新版を11月1日リリースした。 同報告書は2004年にまとめられた「日本のテレビゲーム産業の動向」(2004年5月)に最新の動向
近年、映像著作権の保護期間とその延長の是非について、議論されることが増えている。こうしたなかで富士通系の研究所である富士通総研経済研究所は、人気アニメ『機動戦士ガンダム』を例に取り、著作権期間延長と著作権物への追加投資の最適化を論じたレポートを発表