2013年第70回ヴェネチア国際映画祭にてオープング上映、続く第38回トロント国際映画祭での特別上映をされたSFストーリー『ゼロ・グラビティ』がいよいよ世界公開を始めた。早速、その作品の完成度の高さから各地で絶賛を浴びている。高い評価を受ける中で、世界各国の興行も猛烈なスタートを切っている。10月4日から3575スクリーンで公開をスタートした米国では、週末3日間の興収が5600万ドルとなり初登場1位となった。この数字は10月に公開された映画としては、過去最高のオープニング記録となっている。オリジナルのSF映画としては驚異的な数字だ。映画のストーリーはシンプルで、かつスリルに満ちている。地表から60万メートル上空で、スペースシャトルが大破する突発事故が発生する。船外でミッション遂行中だったライアン・ストーン博士と宇宙飛行士マット・コワルスキーのふたりは、無重力空間(ゼロ・グラビティ)に放り出されてしまう。宇宙空間でふたりは1本のロープでつながれる。そして残った酸素はわずか2時間。地球との交信手段も断たれたなかで、ふたりは無事生還することができるのか?この絶望的な状況でいかに運命を切り拓くか、予想を超えた物語が繰り広げる。映画の見どころは満載だ。『スピード』や『しあわせの隠れ場所』などで活躍するサンドラ・ブロックと、『オーシャンズ11』、『マイレージ、マイライフ』などで知られるジョージ・クルーニーの大物俳優が共演するのがまず注目を集めそうだ。また、3D(立体視)映画で再現されたスペースシャトル、宇宙空間が圧倒的な支持を集める。最新のVFXと3D技術を駆使し、観客はあたかも宇宙空間にいるような体験を味わえる。米国では観客の80%が3D、もしくはIMAXでの鑑賞を選んだという。これは3D映画の革命とされた『アバター』の72%を超える。最新の映像を上質なストーリーと共に体感する、『ゼロ・グラビティ』はそうした映画のようだ。日本公開は2013年12月13日、あと2ヵ月後だ。『ゼロ・グラビティ』12月13日(金)全国ロードショー<3D/2D同時公開>配給:ワーナー・ブラザース映画/http://zerogravitymovie.jp/facebook /https://www.facebook.com/zerogravitymovie
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