アニメ評論家・藤津亮太によるアニメの恋愛論コラム。女友達Nから見るアニメの恋愛模様とは。第3回。
文:氷川竜介(アニメ評論家) 日本の「アニメ」という表現様式は、「文化・芸術」へのステージを確立しつつある。それも「anime」という呼称によってだ。2012年2月、スペインのバルセロナへ出向き、美術巡回展Proto Anime Cutに参加と視察をして、その想いを強くした。
文:氷川竜介(アニメ評論家) 会のコンセプトとしては、展示品目にいわゆる「アニメキャラ」がほぼ不在という点を特筆したい。
文:氷川竜介(アニメ評論家) 肝心の日本国内での展示会については未定のようだが、全容とコンセプトは分厚いハードカバーの図録(アマゾンで入手可能)によって見られるので、興味のある方はそれを見てほしい。
[取材・構成: 高浩美] ■ 新しいスタイルの“ジュークボックス・ミュージカル” ■ 「マクロス」の面白さを凝縮した“超時空”舞台 ■ 舞台だけじゃない、「マクロス」をまるごと体感せよ!
藤津亮太:作 リン・ミンメイは『マクロス』に登場するアイドルだ。マクロスという宇宙船にはある事情から(ここを説明すると長くなる)、都市がまるまる…
[取材・構成:高浩美]戦後の日本が舞台〜実は「サクラ大戦」以前から描きたかった時代なんです ■戦後の進駐軍がいて、それからいなくなる瞬間の時代が面白い■劇場にいるとホッとする■デジタル化したら、その対極は生(なま)■芸達者がいっぱいなタップ・ジゴロ
[取材・構成: 高浩美] ■ 公演前は無料イベントで気分高揚、キャストと“一体感”■ 泉こなたはみんなに愛される息の長いキャラクター■ “本編”は期待通りの「らき☆すた」ワールド■ 新しいミュージカルの形を提案した「らき☆すた」
フランスの南東部に位置するリヨンはフランス第2の都市で、フランスの金融センターの一つ。イマジノーヴは、クリエイティブ産業(ゲーム、アニメ、映画、マルチメディア等)を振興し、地元に企業を増やし、雇用を創出するための公的なビジネス支援だ。
[文:藤津亮太]アニメ評論家・藤津亮太さんがアニメから恋愛論を語る。異色のアニメ評論を満を持してスタート。毎月1回掲載予定。第1回は『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』
[取材・構成: 高浩美] ■ 原作と舞台は違っていてもいい、それもまた、面白い ■ 何度も舞台化、どれも「観たくなる」仕掛けがいっぱい ■ 2012年「ROCK MUSICAL BLEACH」はシンプルな感動物語 ■ 物語終了後はギャグ満載のお楽しみレビューで締めくくり
[取材・文: 伊藤裕美(オフィスH)]ヨーロッパでは地方単位でもコンテンツ制作にさまざまな支援が行われている。フランスの地域支援で最も貢献しているのが、広域的な地域経済単位のものだ。
[取材・文:伊藤裕美(オフィスH)]国際アニメーション・フェスティバル「アヌシー2012」で見た ヨーロッパのアニメーション動向 第2部 フランス映画・動画センターの役割
フランスのアニメーションは“輸出品”として成功し、アニメーションはフランスの放送番組の海外輸出で最重要なジャンルとなっている。国外販売は、放送番組として制作されたアニメーションの1/3に上る。
[取材・文: 伊藤裕美(オフィスH)]■ 制作会社の誘致より、国際共同製作 フランス政府は09年に、制作の一部または全部をフランスでおこなう外国企業を支援する優遇策「TRIP国際税額控除」を導入した。
ドイツのアニメーションはフランス以上に厳しい状況にある。フランスの放送局が長編に積極的でないとはいえ、いくつか重要なプレイヤーが存在するのに、ドイツでは全ての放送局が長編から手を引いている。
■ アニメーション制作における、劇場公開用長編と放送番組の違い.長編アニメーション映画への流れはフランスに限ったことではない。ヨーロッパの長編アニメーション映画の国際共同製作フォーラムCartoon Movieは今年3月で14回目を迎えた。
■ ただ1度の舞台化では語れない、それが「銀英伝」■ 撃墜王たちの苦悩、喜び、生き様が舞台に蘇る■ まだまだ、あるある「銀英伝」[取材・構成: 高浩美]
世界最大規模のアニメーション映画祭とMIFA(国際アニメーション映画見本市)の“アヌシー”は、2000年代より長編劇場公開アニメーションのプロモーションに力を入れてきた。それにはフランスのみならずヨーロッパのアニメーション界の動向とその要望が大きく影響している。
今年のアヌシーでも注視すべきは、アニメーション作家らの新しいオリジナリティを求める姿勢と、新しい芽から大輪の花を咲かそうと努めるプロデューサーや制作パートナーたちの眼力だ。それが、長編アニメーションの市場を広げる。
短編、卒業制作・学生作品、テレビ/委託制作の各部門のコンペティションに延べ164本、短編のアウトオブコンペティションに40本、長編部門に20本が選ばれた。
ヨーロッパ・アニメーションの活況を追い風に、アヌシーは長編の比重を増し、作家が単独で制作する自主企画アニメーションの上映に留まらず、世界公開を前提とする長編アニメーションの新企画を話し合う国際舞台へ進化中だ。
世界最大規模のアニメーションの映画祭とMIFA(国際アニメーション映画見本市)が、フランス南東部、スイスとの国境に近いアヌシー市で6月4日から5日間開催された。11万枚もの上映チケットが販売され、MIFAは7000人を超すプロを世界中から集めた。