東京アニメアワードフェスティバル2016 功労賞10名発表 水木しげる氏や水木一郎氏ら

ニュース アワード/コンテスト

東京アニメアワードフェスティバル実行委員会と一般社団法人日本動画協会は、2月4日に2016年のアニメ功労賞の受賞者を発表した。アニメ功労賞は2005年に東京国際アニメフェアと合わせるかたちでスタート、2014年からは東京アニメアワードフェスティバルがこれを引き継ぐかたちで実施されている。日本のアニメーション文化・産業の発展に貢献してきた人物や団体を顕彰する。
2016年は幅広い10分野から、10人が選ばれた。キャラクターデザイナー・監督として芦田豊雄氏、音響監督として浦上靖夫氏、声優の太田淑子氏、プロデューサーから島村達雄氏、アニメーターの鈴木 伸一氏、美術構成の橋本潔氏、キャラクターデザイナー・アニメーターのひこねのりお氏、歌手の水木 一郎氏、原作者としてマンガ家の水木しげる氏、脚本家の吉田喜昭氏らである。いずれも日本のアニメ映画、テレビアニメで活躍してきたかたがただ。

受賞者のうち芦田豊雄氏、浦上靖夫氏、水木しげる氏、吉田喜昭氏は故人となっている。芦田氏は『宇宙戦艦ヤマト』作画監督、『魔法のプリンセス ミンキーモモ』や『魔神英雄伝ワタル』のキャラクターデザインなど知られている。70年代、80年、90年代を代表するアニメの作り手である。浦上氏は『アルプスの少女ハイジ』、「ドラえもん」シリーズ、「名探偵コナン」シリーズなど数えきれない作品の音響を生み出した。
水木しげる氏は2015年11月に惜しまれつつ93歳で逝去した。世界的に知られたマンガ家である一方で、そのマンガはいくつもアニメ化され多くの人に届けられた。なかでも『ゲゲゲの鬼太郎』は6度にわたりテレビアニメシリーズとなっている。吉田氏は『天才バカボン』『銀河鉄道999』など誰からも愛される作品に携わった。

島村氏は大学卒業後、東映動画に入社。1974年に映像制作会社白組を創立した。白組を通じて『ALWAYS 三丁目の夕日』や『SPACE BATTLESHIP ヤマト』などの実写映画のヒット作もがあるが、『STAND BY ME ドラえもん』や『Friends もののけ島のナキ』『GAMBA ガンバと仲間たち』などでCGアニメの新しい地平を切り開いている。
鈴木氏はマンガ家、アニメーターとして活躍、とりわけテレビアニメ草創期にアニメを支えた。現在は杉並アニメーションミュージアム館長として、広くアニメ文化を世に伝える。橋本氏は『白蛇伝』の構成美術などで知られている。ひこねのりお氏は「カールおらが村シリーズ」、「ペンギンズ・メモリー 幸福物語」などCMでのアニメーションやショートアニメーションの一人者である。

太田氏は『ジャングル大帝』(第一作)のレオ役や『リボンの騎士』のサファイア役、『ひみつのアッコちゃん』(第一作)アッコ役などを務めた。テレビアニメ創世記からアニメになくてはならいない声であった。
水木一郎氏は、日本のアニシーンを代表する歌手である。『マジンガーZ』『バビル2世』『宇宙海賊キャプテンハーロック』など数々のヒット作の主題歌を歌ってきた。現在のアニソン盛況の礎を築いたパイオニアだ。

アニメ功労賞の授賞式は、2016年3月18日から21日まで、東京・日本橋のTOHOシネマズ日本橋で開催される東京アニメアワードフェスティバル2016内で3月21日に開催される。授賞式には受賞者や故人の代理人が登壇する予定である。
またフェスティバル会期中は、の顕彰者の経歴や代表作品をパネル展示で紹介する。また顕彰を記念した特別プログラムの上映やイベントも実施する予定だ。

[功労賞 顕彰者]

■ キャラクターデザイナー・監督
芦田豊雄(故人)
■ 音響監督
浦上靖夫(故人)
■ 声優
太田淑子
■ プロデューサー
島村達雄
■ アニメーター
鈴木伸一
■ 美術構成
橋本潔
■ キャラクターデザイナー・アニメーター
ひこねのりお
■ 歌手
水木一郎
■ 原作者
水木しげる(故人)
■ 脚本家
吉田喜昭

「東京アニメアワードフェスティバル 2016」
日程: 2016年3月18日(金)~21日(月・祝)
会場: TOHOシネマズ 日本橋
主催: 東京アニメアワードフェスティバル実行委員会、一般社団法人日本動画協会
共催: 東京都

[アニメ!アニメ!ビズ/www.animeanime.bizより転載]
《アニメ!アニメ!ビズ/www.animeanime.biz》

関連ニュース

特集