若者に様々な職業の実際の仕事を紹介するNHKの番組『明日をつかめ 平成若者仕事図鑑』が、コンテンツプロデューサーを特集としている。今回、1月23日のコンテンツプロデューサーを放映で取り上げられたのは、次の時代に必要とされる仕事をシリーズの第1回である。 番組のなかで登場したのは、アニメ制作会社プロダクションI.Gのプロデューサー森下勝司氏。番組の中では現在企画進行中の20代OLに向けたアニメ企画を中心に、製作側との交渉やキャラクターグッズ展開を練る姿が紹介されている。また、『キル・ビル』などこれまで行なった海外交渉の話などにも触れられている。 番組は、一般的な仕事以上にその実態が知られていないプロデューサーの仕事を手際よく紹介している。 『明日をつかめ 平成若者仕事図鑑』では、これまでも漫画家や声優などアニメ・マンガ分野に馴染み深い職業が取り上げられている。しかし、普段は作品の表に出ないこうした職業を取り上げたのは今回が初めてである。 今回のシリーズは、内閣府が発表した未来予測「日本21世紀ビジョン」などもとに次の時代に必要とされる仕事を紹介したものである。同じシリーズの2回目には、「社会起業家」が取り上げられる予定になっている。 コンテンツプロデューサーが夢だけの職業でないことは言うまでもない。しかし、実際に仕事に携っている人達が思う以上に、世間での注目度は高く、期待もされているといえそうだ。 番組は1月27日(金)深夜0時25分(日付は28日)からと28日午前11時15分からと2回の再放送が予定されている。/NHK /明日をつかめ 平成若者仕事図鑑 /第69回 コンテンツプロデューサー