トリガー制作「リトル ウィッチ アカデミア」 英語版リリースへ LAでファンイベントも開催

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2011年に設立されたアニメスタジオ トリガーの企画した最初のオリジナルアニメが、早くも海外リリースされる。作品は、トリガーが2013年度の文化庁の若手アニメーター育成プロジェクト(アニメミライ)のひとつとして制作した『リトルウィッチアカデミア』である。
2013年夏にBlu-ray Discでの発売を予定し、アイテムはコレクターズ版(Collector’s Edition)の豪華仕様となる。米国ロサンゼルスに拠点を持つacttilが、販売を担当する。

Blu-ray Discには22分の本編のほか66分のメイキングを収録する。このほかサントラCDや、112ページのアートブックを特典とし、ボリュームたっぷりだ。価格は未定、今後の発表となる。
トリガーは、既に国内でも『リトルウィッチアカデミア』のBD発売決定している。日本版と併せて英語版を制作し、北米で発売するとみられる。

本作はアニメ業界で高い評価を受けてきた吉成曜さんが、初監督を務めた話題作だ。トリガーにとっても、初の手描きのオリジナル企画作品となった。
物語は、ヨーロッパの魔女育成名門校のルーナノヴァ魔法学校に入学したアッコが、親友のロッテとスーシィの2人と協力して学校崩壊の危機に立ち向かうというものだ。アニメミライのプロジェクトでの制作のため22分完結の小品となるが、吉成曜監督の個性が溢れるエンタテイメント満載の一本となった。
本作が注目されるのは、若手アニメーター育成プロジェクト終了後も、独自の展開をしていることだ。本編全編が、YouTubeの自社チャンネルで全編無料公開されている。そのうえで、今回のコレクター向けBDを日米同時販売する。新しいビジネスの仕組みを築くための礎となっている。

そうしたトリガーとacttilと結びついたのも興味深い。acttilは2013年に設立を発表したばかりの若い企業だ。米国で日本のゲームソフトやアニメの翻訳発売に実績を築くNISアメリカの元スタッフがスタートした。NISアメリカは従来のDVDより高級感を出したアニメ商品で近年注目されてきたが、acttilも最初の作品にアニメを選んだ。
高付加価値マーケットを狙うには、ファンの信頼感、ロイヤリティが重要になる。トリガーとacttilは、米国でもこれを目指す。7月4日から7日まで開催される全米最大のアニメイベントで、トークパネルと上映会を実施する。さらに近隣のホテルでのファンイベントも予定している。ファンに直接、語りかけることになる。ふたつの新しい会社が、米国で目指す新しいアニメビジネスの試みが、何を生み出すのか注目だ。

トリガー 
/http://www.st-trigger.co.jp/
acttil
/http://acttil.com/drupal/



アニメエキスポ(AnimeExpo)2013
/http://www.anime-expo.org/
《animeanime》

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