3月23日、東京国際アニメフェア2013の会場にて第12回東京アニメアワードの表彰式が行われた。東京アニメアワードは過去一年間に発表されたアニメーション作品の中からアニメ業界関係者、専門家の投票によって決められる。

このうち商用作品を対象としたノミネート部門では『おおかみこどもの雨と雪』が大賞にあたるアニメーション・オブ・ザ・イヤーに加えて、国内劇場映画部門優秀作品賞、監督賞、脚本賞、美術賞、キャラクターデザイン賞を受賞した。全部で6部門の受賞になる。
『おおかみこどもの雨と雪』の細田守監督は壇上で「去年は話題作代表作が多かったなかでノンブランドのオリジナル作品を選んでくださってありがとうございます。これからも頑張って作品を作っていきたいと思います」と挨拶した。

このほかノミネート部門では、テレビ作品部門優秀作品賞に『ソードアートオンライン』と『黒子のバスケ』と2012年の話題作が並んだ。海外劇場映画部門優秀作品賞は、フルCGアニメーションの『タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密』だった。
原作賞は、ヒット作を相次いで送り出した小説家の川原礫さん(『ソードアートオンライン』)、声優賞に梶裕貴さん(『アクエリオンEVOL』、『アクセル・ワールド』)、音楽賞に菅野よう子さん(『坂道のアポロン』、『アクエリオンEVOL』)が選ばれた。

一方、公募部門では東京ビッグサイト賞に『かぞくすいっち』(秦義人)、ワーナー・マイカル賞にグランプリも受賞した『Time of Cherry Blossoms』(蔡旭晟・台湾)と『The Story Of Animation』(David Tart・デンマーク)、モード・フィルム賞に『シャケちゃん』(豊島優海心)が選ばれている。なおワーナー・マイカル賞についてはワーナー・マイカル系での上映、モード・フィルム賞についてはDVDなどのパッケージ販売が予定されている。
[真狩祐志]

東京国際アニメフェア
http://www.tokyoanime.jp/

第12回東京アニメアワード 受賞作品

ノミネート部門

アニメーション・オブ・ザ・イヤー
 『おおかみこどもの雨と雪』
テレビ作品部門 優秀作品賞
 『ソードアートオンライン』、『黒子のバスケ』
国内劇場映画部門優秀作品賞
 『おおかみこどもの雨と雪』
海外劇場映画部門優秀作品賞
 『タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密』

個人部門
 監督賞
  細田守(『おおかみこどもの雨と雪』)
 原作賞
  川原礫(『ソードアートオンライン』)
 脚本賞
  奥寺佐渡子、細田守(『おおかみこどもの雨と雪』)
 美術賞
  大野広司(『おおかみこどもの雨と雪』、『ももへの手紙』)
 キャラクターデザイン賞
  貞本義行(『おおかみこどもの雨と雪』)
 声優賞
  梶裕貴(『アクエリオンEVOL』、『アクセル・ワールド』)
 音楽賞 
  菅野よう子(『坂道のアポロン』、『アクエリオンEVOL』)

公募部門

グランプリ
 『Time of Cherry Blossoms』 蔡旭晟(台湾)
一般部門優秀作品賞
 『the Animation Tag Attack』 Bach Christen(デンマーク)
 『The Story Of Animation』 David Tart(デンマーク)
学生部門優秀作品賞
 『夕化粧』 胡??
 『ナーニとナッタ』 青木友香
特別賞
 『Lion Dance』 段??・??佳(中国)
入選
 『くつした』 加藤郁夫
 『かくれん坊』 白石慶子
 『婆ちゃの金魚』 岩瀬夏緒里
 『In-Between』 Alice BISSONNET(フランス)
 『STEWPOT RHAPSODY』 Soizic Mouton、Carlotte Cambon、Stephanie Mercier、
Marion Roussel(フランス)

企業賞
 東京ビッグサイト賞
 『かぞくすいっち』 秦義人
 ワーナー・マイカル賞
 『Time of Cherry Blossoms』 蔡旭晟(台湾)
 『The Story Of Animation』 David Tart(デンマーク)
 モード・フィルム賞
 『シャケちゃん』 豊島優海心

第9回功労賞

プロデューサー 横山賢二
原作者 ちばてつや
脚本家 藤川桂介
監督 石黒昇 ※故人
原画 羽根章悦
撮影監督 三澤勝治 ※故人
音響監督 斯波重治
作曲家 菊池俊輔
声優 大平透 《animeanime》