ジャパンエキスポ来場者16万5501人 プレス1200人 | アニメ!アニメ!

ジャパンエキスポ来場者16万5501人 プレス1200人

 7月2日から5日まで、フランス・パリのノール・ヴィルパント展示会会場で開催されたジャパンエキスポの4日間会期中の人出は16万5501人に達したことがわかった。これは参加者数13万4467人で過去最高であった2008年のジャパンエキスポを23%上回る。
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 7月2日から5日まで、フランス・パリのノール・ヴィルパント展示会会場で開催されたジャパンエキスポの4日間会期中の人出は16万5501人に達したことがわかった。これは参加者数13万4467人で過去最高であった2008年のジャパンエキスポを23%上回る。
 こうしたイベントの盛況は、取材陣の数にも表れている。昨年は700人だったプレスは、今年は前年を58%上回る1200人に急増している。日本の経済産業省、外務省、観光庁の3省庁が参加したことから、現地の一般メディアからの注目が増した。さらに急成長する巨大イベントに、日本のメディアからも関心が高まった。

 ジャパンエキスポは、ヨーロッパ最大の日本のポップカルチャーイベントである。マンガ、アニメ、ゲーム、ファッションを中心に幅広い日本文化を取上げる。
 2007年に開催会場をパリ郊外の大型国際展示場ノール・ヴィルパントに移したことをきっかけに、イベントの拡大に拍車がかかっている。今年の展示ホールは9万5000㎡、出展企業は昨年の381から501に増えた。

 また、フランスで人気の高いマンガ、アニメは、やはりイベントの核となっている。今年はアニメ関連では、キャラクターデザイナーの高田明美さん、アニメ監督の渡辺信一郎さん、アニメーターの谷口守泰さんなど昨年に引き続き大物クリエイターが多数参加した。
 マンガでは集英社とテレビ東京が協賛したNARUTO フェスティバルが開催され、現地で高い人気を誇るCLAMPの登場も話題になった。今年第10回を迎えたイベントに相応しい盛況であった。
 
 ジャパンエキスポの内容はこれまで中心であったアニメ、マンガ、ゲームから、特にJ-POP、ファッションに広がっている。日本の文化を広く紹介する貴重な場にもなっている。
 主催社のSEFA社は、今後はジャパンエキスポだけでなく、フランスの地方都市でも同様のイベントの主催、事業の拡大を目指している。ジャパンエキスポの勢いは、いましばらく続きそうだ。

ジャパンエキスポ 公式サイト /http://www.japan-expo.com/
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