米国のメディア各社の報道によると、米国のテレビアニメ『ザ・シンプソンズ』の主要キャストDan Castellaneta (ホーマー役)、 Julie Kavner (マージ役)、 Nancy Cartwright (バート役)、 Yeardley Smith (リサ役)、 Hank Azaria (モー役)、Harry Shearer (バーンズ役)ら6人は、第20シーズンからの出演契約について、20世紀フォックスと1人1話につき最大40万ドル(約4200万円)の4年契約を結んだことが明らかになった。 40万ドルは6人の中で最も高額のキャストのギャラで、主人公ホーマー役のキャストが手にすると見られる。 今回の契約は数ヶ月難航しており、契約締結によってようやく第20シーズンの制作が動き出すことになりそうだ。 『ザ・シンプソンズ』の6人のキャストは前回(2004年)の契約でも1人1話につき36万ドルを要求したとされ、第16シーズンの制作が難航したことがある。さらに1998年にも交渉による遅延が生じている。 『ザ・シンプソンズ』は60ヶ国以上で放送され20ヶ国語に翻訳され、毎週6000万人が視聴しているとされる。単純に考えれば2/3が英語キャストの声で放送されている地域ということになる。 また、2007年に公開された映画『ザ・シンプソンズ MOVIE』は、約80億円の製作費に対して世界中で約550億円の興行収入をもたらした。当然、映画の出演料は別に支払われているが、映画の成功によりキャスト(や代理人)が強気の交渉に出てきたことは想像に難くない。 少なくとも、米20世紀フォックスはこれらの要求に応える以上の収益を得ていることになる。言語としての英語が世界的に使われている強さもあるが、世界展開を行って権利元を確保している場合、このような莫大なギャランティとして声優に還元されることもあるようだ。ザ・シンプソンズ 20世紀フォックス 公式サイト(日本)/http://www.foxjapan.com/tv/bangumi/the_simpsons/contents.htmlザ・シンプソンズ 公式サイト(米国)/http://www.thesimpsons.com
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