4月18日から20日まで、ニューヨーク市のジャビットセンターで開催されるニューヨーク・コミコンが期間中に行うアニメ関連プログラムを発表した。 イベントの目玉は、日本の人気アーティスト T.M.Revolutionのコンサートである。T.M.Revolutionは、『機動戦士ガンダム SEED』シリーズのテーマ曲などを通じて米国のアニメファンにも馴染み深い名前だ。またこの春からは『ソウルイーター』のオープニングテーマも担当する。アニメよりも早く、米国のファンに音楽を紹介することになりそうだ。 また、イベントでは『コードギアス 反逆のルルーシュ』と、今年5月に米国でDVD展開が始まる『らき☆すた』、『英國戀物語エマ』のプレミア上映も行う。『コードギアス 反逆のルルーシュ』は米国では、今年4月26日からカートゥーンネットワークのアダルトスイム枠でテレビ放映が始まる いずれの作品も米国で初めて公式に上映されるだけでなく、米国での前評判も高い。作品の展開に先駆けた一足早いファンへのお披露目は、大きな話題を呼ぶことは間違いないだろう。 ニューヨーク・コミコンは、アニメやマンガ、コミックス、SF、特撮など、サブカルチャー分野全般を紹介するイベントある。今年で3年目と歴史は短いが、米国の東海岸に大規模な同種のイベントが少なかったことから急速に人気を集めている。 期間中には、グラフィックノベルと呼ばれるマンガを含む単行本形式のコミックスにフォーカスしたビジネスコンベンション「グラフィックノベル コンファレンス(Graphic Novel Conference)」も開催される。ファンイベントだけでなく、ビジネスイベントにも力を入れているのが特徴である。 また、サブカルチャー分野のなかでも勢いを増す日本のアニメやマンガを大きく取り上げる。今回は大物ゲストとの招聘と最新作の上映会で、北米の大型アニメコンベンションに差をつけることを目指す。 コンベンションを運営するリード・エグジビジョンは、秋には日本アニメとマンガにテーマを絞ったニューヨーク・アニメフェスティバルも同じジャビットセンターで開催する。 アニメ・マンガのコンベンションはここ数年、急成長を遂げているが、開催数は既に飽和気味と見られている。このためリードは、今年のニューヨーク・コミコンでは日本のコンテンツの扱いを小さくする可能性もあると見られていたが、今回もコンベンションの主要コンテンツとして残った。 この結果、アニメ・マンガの大規模なコンベンションは、ニューヨークだけで年2回となる。さらに東海岸では毎年大規模なイベントとして、春のアニメボストン(ボストン市)、夏のオタコン(ボルチモア市)が開催されている。 コンベンション間の競争は増しており、今後は各コンベンションのより明確な住み分けも必要になってくるだろう。ニューヨーク・コミコン /http://www.nycomiccon.com/らき☆すた公式サイト(米国) /http://lucky-star.bandai-ent.com/コードギアス 反逆のルルーシュ 公式サイト(米国) /http://code-geass.bandai-ent.com/
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