「電車男」や「メイド喫茶」のブームのなかで、ここ数年秋葉原の観光地化が急激に進んでいる。アキバを歩く日本及び海外からの観光客の姿は、決して珍しいものではなくなっている。こうしたなかでマニア文化を愛する一部のファンは、中野や池袋、立川に脱出しつつあるといわれる。 なかでも中野のブロードウェイ商店街を中心とした一角は、もう何年も前からオタク文化の新たな拠点となっている。アニメファンの外国人ですら、一番大好きな街は中野ブロードウェイという人が続出している状態である。 しかし、こうした状況を目の前に、今度は中野ブロードウェイを海外向けの観光地として売り出す試みがこの連休に始まった。 企画を打ち出すのは中野ブロードウェイ商店街振興組合だが、商店街入口に掲げられた案内には「YOKOSO!JAPAN」の文字がある。国土開発省の進める観光客誘致キャンペーン「YOKOSO!JAPAN」の一環でもあるようだ。 今回、海外観光客向けキャンペーンの目玉は、日・英・中・韓の四カ国対応で作成されたブロードウェイ案内のパンフレットである。マニアグッズの「まんだらけ」からコスプレの「コスミント」、カードショップなどなど、様々なショップが地図と写真で紹介されている。 既にブロードウェイでは海外からの観光客も少なくないので、そうした人たちの大きな助けとなりそうだ。一方パンフレットでは、日本人向けには、外国人に話しかけて見ましょうとの案内を行なっている。 さらに5月5日、6日には、外国人限定の抽選会も行なわれている。これ以外にも、今後も海外からの観光客に向けたブロードウェイ紹介のキャンペーンは続く見込みである。中野ブロードウェイの国際化が、今後、急激に進みそうだ。 中野ブロードウェイ公式サイト /http://www.nbw.jp/
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