こうした発売タイトル数の減少は、ここ数年米国でのアニメDVDの売れ行きが鈍っており、アニメ流通企業が新規のライセンス獲得を抑制しているためである。 また、2000年以降の急激なアニメDVDの発売タイトル数の増加により、1タイトルあたりの売上枚数が減少していることもある。実際、Anime on DVD.comのリストでは、2001年の発売タイトルは384、2002年は503である。 こうしたタイトル数の急増により、採算割れするタイトルも増加している。北米のアニメファンにとっては残念であるが、発売タイトルの減少は米国のアニメ流通企業にとっては必要なことであったと言えるだろう。