アメリカのアニメ・マンガファンは7月初めのアニメエキスポの興奮もまだ冷めないが、7月19日から全米最大のポップカルチャーのイベント・サンディエゴ・コミコンが5日間の予定で始まる。 コミコンは、日本のアニメ・マンガ限定ではなく、アメリカン・コミックを中心に特撮や映画、テレビなどありとあらゆるアメリカのポップカルチャーを扱ったイベントである。アニメエキスポで登場したVizやTokyopop、デル・レイといった大手のアニメやマンガ企業も出展し、ブースやイベント、パネルを設ける予定である。 公式ゲストには小池一夫氏や天野善孝氏が招かれているほか、Vizでは『るろうに剣心』で有名な和月伸宏氏などをゲストとして招く。イベントには日本人ゲストも含めた豪華なゲスト陣が顔を揃えることになる。 また、アニメエキスポでは出展を行わなかったカートゥーンネットワーク/アダルトスイムなどの出展があるのも注目である。期間中の人出は、10万人以上を見込んでいる。 米国内では日本アニメ・マンガのファンの増大と関連コンベンション参加人数の急激な拡大が注目されている。しかし、同時期にアメリカンコミックやVFXのファンのイベント参加者数も急増している。それは今回のサンディエゴ・コミコンの参加者の増加から伺い知ることが出来る。 サンディエゴ・コミコンは90年代から急激に成長をはじめ、その参加者数は2000年に4万人を突破し、01年に5万人、03年に7万人、昨年は遂に参加者10万人を突破している。これは実数であるため延べで計算すると5日間の人出は20万人から30万人規模となる。日本のコミケと並ぶ世界有数のポップカルチャーのイベントである。 サンディエゴ・コミコンの急激な成長は、これまでのコミックだけでなく、人気の高いSF映画や漫画、キャラクターの分野にウィングを広げたことにあるとされている。それに加えて、企業が宣伝の場として積極的にコミコンを活用していることも理由にある。 現在では、ビジネス向けのパネルも数多く設置されており、そうした面からも産業色が強くなっている。人が集まるから企業が集まる、企業が集まるから情報が集まる、こうした大規模なポップカルチャーイベントの産業化は今後もまだまだ続きそうだ。 /サンディエゴ・コミコン
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