アニメ作品が選ばれる3つの賞のうち、商品賞(Property of the year)には昨年に引き続き『犬夜叉』が選ばれた。これは、『犬夜叉』のTVシリーズと3本の映画のDVD販売好調が理由である。 テレビアニメDVD賞は『鋼の錬金術師』、アニメDVD賞は『風の谷のナウシカ』が選ばれている。『ナウシカ』は、現在、ディズニー系のブエナビスタがジブリ作品及びその関連映画のアメリカでの権利を持っており、昨年春にDVD販売が行われた。同作品は、20年以上前の作品であるにもかかわらず、販売が非常に好調であった。 そのブエナビスタは、親会社のディズニーと伴に2005年の企業賞を受賞している。ICV2は、ディズニーが『ハウルの動く城』を全米公開させたことや宮崎アニメのDVDを一般層に広く販売したことを高く評価している。