VR-ATシミュレーター『ボトムズ バトリング野郎』の再現度が“むせる”ほど高い!鉄の棺桶を実際に体験 | アニメ!アニメ!

VR-ATシミュレーター『ボトムズ バトリング野郎』の再現度が“むせる”ほど高い!鉄の棺桶を実際に体験

「VR ZONE Project i Can」にて、同社の新たなVRロボットゲーム『装甲騎兵ボトムズ バトリング野郎』が7月15日より稼働を開始します。その様子をレポート。

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VR-ATシミュレーター『ボトムズ バトリング野郎』の再現度が“むせる”ほど高い!鉄の棺桶を実際に体験
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バンダイナムコエンターテインメント原田勝弘氏のVRロボットゲームゲーム『アーガイルシフト』で話題となった「VR ZONE Project i Can」にて、同社の新たなVRロボットゲーム『装甲騎兵ボトムズ バトリング野郎』が7月15日より稼働を開始します。

『装甲騎兵ボトムズ バトリング野郎』はTVアニメ「装甲騎兵ボトムズ」を題材とした1対1のロボットバトルゲームで、プレイヤーは作中に登場する二足歩行型人型兵器アーマードトルーパー(AT)「スコープドッグ」のパイロットとなり、実戦さながらの火器を使用して激しい戦闘を楽しむことができます。

……といのうが一般向けの説明です。本稿ではそんな『装甲騎兵ボトムズ バトリング野郎』のプレイレポートをお届けするわけですが、作品の内容があまりにも愛に溢れていたため、ここから先は「ボトムズ」ファンの方に向けて紹介を書いていきます。もし「ボトムズ」をご存じない方は、4m前後のロボットに乗り込み、コックピット視点で楽しめる凄くリアルな対戦アクションゲームという認識で問題ありません。当然ですが、「ボトムズ」を全く知らない方でも熱くなれる作品です。

◆正確にはVR-ATシミュレーター

さて、最初に『装甲騎兵ボトムズ バトリング野郎』を“1対1のロボットバトルゲーム”とご紹介しましたが、正確には“VR-ATシミュレーター”というジャンルになります。バンダイナムコエンターテインメントではこれまでにも『機動戦士ガンダム 戦場の絆』や『機動戦士ガンダム vs.シリーズ』といった数多くのロボット作品を手がけてきましたが、それらに登場したロボットたちは“ゲーム”として描かれてきました。

ところが、この『装甲騎兵ボトムズ バトリング野郎』という作品は“VR-ATシミュレーター”ですので、「もし本当にATが存在したら」というコンセプトのもと、VR空間でATを忠実に再現。ゲーム的な挙動は一切せず、リアルなATに乗り込むことができるのです。

◆これが鉄の棺桶か

『アーガイルシフト』はAR感が熱いSFロボットでコックピットも開放的な作りでしたが、ATは戦車を人型にしたようなロボットですのでコックピットはかなり狭く、没入感ならぬ圧迫感を体験することができます。もちろん視界も狭く、まさに量産機。まさに鉄の棺桶。

ただ、この感覚はむしろご褒美。再現度は“むせる”ほど高く、格納庫で機体をじっくり見たり、ロックピットに乗り込むシーンも用意されていますので、全身でボトムズを感じることができるのです。

◆作中と同じ操縦方法

操縦方法も作中再現となっており、2本のスティックと2枚のペダルで機体を操作。当然、腕を撃てば腕が壊れ、脚を攻撃すれば「ローラーダッシュ」の速度が落ちます。また本作にはHPという概念がなく、攻撃を受けると機体がボロボロになっていき、最終的には「ドン!」と爆発。このダメージ処理もシミュレーターならではの仕様になっているのです。具体的には装甲の概念があり、戦車同様に薄い場所と厚い場所があります。そして攻撃を受けると、爆発する確立が上がっていくのです。



なお、機体にあわせて筐体が動くのは『アーガイルシフト』と同様ですので詳しい説明は割愛しますが、今回は動画を撮影してきましたので、漢たちの熱いバトルをお楽しみください。



◆あの「アームパンチ」も

最後は攻撃方法について。バトル開始時はマシンガン120発とミサイル9発を装備しており、使い切ると武器をパージ。各武器には重さの概念があり、機体の総重量が軽ければ軽いほど移動速度が上がります。また武器はマップに落ちているほか、何も装備していない方の腕で攻撃ボタンを押すと「アームパンチ」を繰り出すことができます。

なお、両手を破壊されてしまった場合は攻撃することができませんので、逃げ回ってドローに持ち込むのが鉄則。マップは大きめに設計されているため、作中の様な華麗な動きを再現することもできそうです。

◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆
実は今回ご紹介した情報のほとんどは、開発者の方に直接お話を伺って判明したこと。公式サイトや現地の説明には多くが語られておらず、誰でも手軽に楽しめるように配慮されているように感じました。逆にコアファンに向けては、今回紹介した情報以外にも様々な要素があるそうなので、実際にプレイして自分で発見するという楽しみ方もできそうです。

また今後の展開を開発者の方に伺ったところ、驚くことに機体(ハード)と「ミッションディスク」(ソフト)のカスタマイズ機能が可能であることが明らかに。ただ現状は“幅広い方が簡単に遊べるように”するため、いくつかの機能がロックされているとのこと。本作はあくまでも研究段階の作品であり、それがどの様に活かされていくかは不明ですが、「多くの応援を頂ければ次の展開に繋がります!」というコメントを頂きました。

『装甲騎兵ボトムズ バトリング野郎』は10月中旬までお台場の「VR ZONE Project i Can」でプレイ可能で、体験料は651バナコイン(700円)です。

(C)サンライズ
(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.

[INSIDE/www.inside-games.jpより転載記事]
《栗本 浩大@INSIDE/www.inside-games.jp》
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