川端裕人「声のお仕事」刊行記念イベントレポ KENN、明坂聡美が朗読も 

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写真提供・文藝春秋
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3月1日、東京・アニメイト池袋本店で『声のお仕事』刊行記念トークイベントが行われた。著者である川端裕人と声優のKENN、明坂聡美が登壇した。
川端からは本を書いたいきさつなどを、KENN、明坂聡美は声優の立場から実際のアフレコでの苦労やエピソードなどを披露した。

『声のお仕事』は、川端裕人が小説として主人公のユウキを中心に職業としての声優の苦労や葛藤をリアルに描いた物語だ。川端はテレビアニメ『銀河へキックオフ!!』の原作ともなった『銀河のワールドカップ』の作者としても知られている。小説は「オール讀物」(文藝春秋)に連載後、本にまとめられ、2月12日に発売したばかりだ。

今回登壇したKENNと明坂聡美は、2012年から2013年まで放送された『銀河へキックオフ!!』で声優を担当した縁で、今回の登壇へつながった。さらに『声のお仕事』自体も、アニメに携わったことをきっかけに書いたと話した。

川端は実際の声優の思い出として、『銀河へキックオフ!!』収録現場を挙げた。これが自身の初のアニメ収録現場だったという。その際はキャラクターとキャストのギャップがあることや、サバイバルゲームを一緒に楽しんだエピソードなども明かした。
川端に対してKENNと明坂は、物を書く人に“無口”というイメージがあったという。しかし、積極的に現場に来る様子や、飲み会などで一緒になったことでその印象も変わったそうだ。作品についても様々な話を聞いたと話す。
これに対して川端は飲み会といった場は「実は取材だった」と話し、2人を驚かせた。そうした体験が『声のお仕事』につながったようだ。

質問コーナーでは、質問の回答で声優2人のどちらがより先輩らしいかを競う一幕も。その質問も『声のお仕事』らしいものが相次いだ。
「どのようなバイトをすれば良いか」という問いに、KENNは実際に自分もやっていたというテレフォンアポイントメントを勧めた。明坂はテーマパークのアトラクションのガイドを挙げたが、自身はバイトをしたことがないとのこと。
さらに「マイクアクション」や「演技」についての質問が続き、エピソードを交えたトークを展開した。KENNがより先輩らしいと会場の拍手の大きさで決まり、プレゼントとしてハチミツを受け取った。
さらに『声のお仕事』のワンシーンを2人が演じる企画も行なわれた。生の朗読に会場のファンも聞き入った様子だった。

最後の挨拶では、『銀河へキックオフ!!』の宇田鋼之介監督も突如登壇し、観客を驚かせた。ここで当時のエピソードも紹介された。笑いもありつつ、和やかな雰囲気でトークイベントは幕を閉じた。

写真提供・文藝春秋
衣装協力:BLACK LABEL CRESTBRIDGE(KENN)

《タカロク》

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