日本が誇る最強・最新コンテンツ“2.5次元ミュージカル”、いよいよ協会設立 | アニメ!アニメ!

日本が誇る最強・最新コンテンツ“2.5次元ミュージカル”、いよいよ協会設立

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(c)許斐 剛/集英社・NAS・新テニスの王子様プロジェクト (c) 許斐 剛/集英社・テニミュ製作委員会
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AnimeJapan 2014 2日目、一般社団法人 日本2.5次元ミュージカル協会設立の記者会見が行われた。2.5次元ミュージカルとはアニメ・ゲーム・コミックを基にしたライブエンターテインメントのことを指している。
ここ数年、このジャンルの舞台の観客増加は著しい。昨年の観客動員数およそ160万人、作品数も70本ほど上演された。また、人気タイトルは海外からのファンの視線も熱い。ミュージカル『美少女戦士セーラームーン』やミュージカル『テニスの王子様』等、海外でも知られているタイトルは外国からの問い合わせも多いと聞く。この協会は国内だけでなく海外も見据えての設立である。
記者会見に登壇したのは以下の方々である。

代表理事 松田 誠(株式会社ネルケプランニング 代表取締役)
理事 堀 義孝(株式会社ホリプロ 代表取締役社長)
理事 中山晴喜(株式会社マーベラスAQL 代表取締役会長)
理事 本間道幸(株式会社ぴえろ 代表取締役社長)
理事 黒岩克巳(エイベックス・ライヴ・クリエイティヴ株式会社 代表取締役社長)
経済産業省 文化情報関連産業課 佐合達矢
キュレーター 岡本美津子

まず、代表理事の松田誠から挨拶と解説があった。
「2.5次元ミュージカルとは、2次元のアニメ・ゲーム・コミックをミュージカルや舞台に“変換”したものを指しています。2.5次元とはユーザーやファンが作った言葉で、今はファンの間では一般的な言葉となっています。2次元と3次元の中間点です。これは新しいマーケットでアニメやコミック。ゲームの枠を超えて作り出した新しい世界です」と解説。
人気タイトルであるミュージカル『テニスの王子様』は現在、累計170万人以上の動員数。過去には日本人キャストで韓国や台湾で公演の実績もある。また、昨年はミュージカル『美少女戦士セーラームーン』も久々の上演もあり、新しいところでは『弱虫ペダル』、公演はプラチナチケット、人気の高さがうかがえる。会見ではこれらの作品の映像が流れた。

この協会の目的は明快である。国内での2.5次元ミュージカルの充実および、海外のマーケットに向かって、日本の誇る“文化”として発信していくことにある。課題もあるが、可能性は大いに高い。海外に対して松田は、
「カタログ化(ライツビジネスの推進)、海外のコンベンションの参加、海外公演やライセンスビジネス、世界の若者の文化の標準、こういったことを目的としています。我々のミュージカルを“輸出”するんです」と熱く語った。

経済産業省の佐合達矢は
「日本のマンガやアニメは日本が世界に誇る文化です。COOL JAPANの政策がございますが、日本のコンテンツはまだ、十分に力を発揮している状態ではありません。この協会には大いに期待を寄せております」と語った。

また各理事から一言ずつ、今後のビジョンについての話があった。
株式会社ホリプロ 代表取締役社長の堀 義孝は
「ホリプロは年間20演目、600ステージ制作しております。海外のどこかで必ず上演もしています。今は韓国で『ムサシ』を上演しています。来年、日本の演出家、日本・韓国のスタッフ、『ジキルとハイド』の作曲家で『DEATH NOTE』を制作いたします。4月に日本で、その後、ソウルで2ヶ月上演いたします。これからはたくさんのアニメ・コミックの舞台を制作していきます」と語った。
株式会社マーベラスAQL 代表取締役会長中山晴喜は
「弊社の特性を生かし、ゲームの舞台化を積極的にやりたい」と挨拶。
株式会社ぴえろ 代表取締役社長本間道幸は
「アニメ制作会社として参加しております。弊社ならではの立場でファンに向けてメッセージを広げていき、2.5次元の事業を広げていきたい。『NARUTO』をなんとか、アクションミュージカルとして来年、再来年発信していきたい」と語る。
エイベックス・ライヴ・クリエイティヴ株式会社 代表取締役社長黒岩克巳からは
「海外のクリエイティブと日本のコンテンツを掛け合わせて今迄にないものを発信していきたい」と抱負を述べた。

海外では『美女と野獣』等のディズニーミュージカルが世界中で上演されているが、日本発の”2.5次元ミュージカル“も海外で人気を呼ぶ可能性は大いにある。すでに日本のマンガ、コミック、ゲームは世界的にも人気が高い。そのライブエンターテインメント化である。松田は「日本のアニメのキャラクター設定は深いです。これをミュージカルにした時に心底、共感出来るんですね。僕はディズニーに負けるとは思っていません」と語る。
この協会設立で国内のエンターテインメント業界のみならず海外でも大いに話題になることだろう。今後の動向に注目したい。

(c)許斐 剛/集英社・NAS・新テニスの王子様プロジェクト (c) 許斐 剛/集英社・テニミュ製作委員会
《animeanime》
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