押井守監督が出来栄えに自信「これが見たかった」 実物大パトレイバーが起立

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  • 約8mの実物大パトレイバー“98式イングラム”を見上げる真野恵里菜&筧利夫/『THE NEXT GENERATION パトレイバー』イベント in 豊洲
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大人気コミックおよびアニメの実写版として注目を集める『THE NEXT GENERATION パトレイバー』の劇中に登場する、約8mの実物大の“98式イングラム”の稼働の様子をお披露目するイベントが3月17日(土)に開催。主演の真野恵里菜、筧利夫、押井守総監督が来場した。

1988年以降、漫画連載にアニメ、小説などのメディアミックス展開で多くのファンを獲得し、特にアニメシリーズが空前の大ヒットを記録した「機動警察パトレイバー」を、過去シリーズを踏襲しつつもオリジナルのキャラクターとストーリーで実写化。“レイバー”と呼ばれる、ロボットのような大型人型汎用機械の普及に伴い、犯罪などに対応すべく発足した特車二課“パトレイバー小隊”の面々の活躍を描く。

98式イングラムは、真野さんが演じる主人公・泉野明が操るレイバー。出動時にはレイバーキャリアという巨大な移動用の車両の荷台に載せられて運ばれるが、この日はその荷台からのデッキアップ、すなわち立ち上がる様子がお披露目となった。

昨年6月から今年1月まで撮影が行われ、真野さんはさらに3か月ほど前の3月からアクションの準備に入り、昨年末にようやく長きにわたる撮影を終えた。

「こんなに長く一つの作品に関わるのは初めてで、チームというか、リアルな特車二課という感じがした」と述懐。長年、アニメで親しまれてきただけあって、実写化やその配役には賛否が巻き起こったが、真野さんは「葛藤や悩み、戸惑いはありましたがいまは達成感でいっぱい。観た人の目にどう映るか楽しみです」と語る。

小隊の隊長・後藤田を演じた筧さんも「賛否はありました」と自身の配役について語りつつ、「私が演じたのは(オリジナル版の)後藤隊長ではなく、あくまで後藤田。(オリジナルを)踏襲しつつも難しいところもあったけど、最終的な結論は、オレの演技に慣れてもらうしかないってこと!」とあっけらかんと語っていた。

押井監督は「2人には『叩かれると思う』と伝えた」と明かしつつ、「公開が終わりに近づくころには『真野恵里菜、筧利夫じゃないと出来なかった』となるはず。そうならなかったら僕の責任です」と出来栄えに自信をのぞかせる。

この日は撮影が終わって以来、久々のデッキアップとなったが、押井監督は初めてパトレイバーがデッキアップされるのを目にした瞬間について「感無量でした。これが見たかった。これを見るために苦労して準備してきた」と感慨深げに語る一方で「でも3日くらいで飽きました」とも。「飽きることが大事。そこにあって当たり前になって、慣れて初めて撮影になる」と持論を展開する。

真野さんはイングラムの操縦シーンの撮影をふり返り「コクピットでの撮影は撮影初日よりも緊張しましたし、いろんなスイッチがあってワクワクしました」と笑顔で語る。東京湾をバックにしたデッキアップに筧さんは「外で見るとまた工場内とは違って存在感が増して見えますね」としみじみと語っていた。

公開は4月5日(土)の第1章を皮切りに、来年にかけて第7章までがイベント上映され、その後、来年のゴールデンウィークに長編映画が公開となる。

真野さんは「まずは観てほしい!」と呼びかけ、筧さんは「アニメでファンになった人が『実写でこれが見たかった!』というカットがいくつかあります」と公開を待ちきれないファンの期待を煽った。

「NEXT GENERATION パトレイバー」第1章は4月5日(土)より全国にて公開。

実物大“パトレイバー”が起立! 押井守、出来栄えに自信「これが見たかった」

《text:cinemacafe.net》

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