3月2日、三鷹市文化芸術センターにて第12回インディーズアニメフェスタのノミネート作品上映会が行われた。この場で、三鷹市賞をはじめとする各受賞作品が発表された。大賞<三鷹市賞>に選ばれたのは中島勇太さんの『Shougi』である。また市民審査員賞は谷口崇さんの『ヌードバッター鉄雄』、審査員賞は田島かおりさんの『りんごごりんご~おかえりわたし~』と坂元友介さんの『猟師と聖』となった。インディーズアニメフェスタは三鷹市の主催により、三鷹の森アニメフェスタのイベントとして開催されている。非商用作品の公募を行い、才能を発掘する目的で実施されている。対象となる作品は紙に鉛筆で描いたもの、セル、コンピュータグラフィックス、人形、クレイ、影絵、ニットなどまで、アニメーションであればその表現方法は問わない。三鷹の森アニメフェスタでは、1日目は三鷹の森ジブリ美術館のライブラリー作品の上映や監督のトークなど、そして2日目がインディーズアニメフェスタとなっている。イベントのメイン企画だ。大賞となった『Shougi』は人形を用いたコマ撮りアニメーションで、将棋盤の上で将棋の駒をイメージしたサラリーマンを1コマづつ撮影して動かしている。キャラクター数40体、撮影枚数2200枚と圧巻だ。また市民審査員賞の3作品は、いずれも手描きの作品になった。谷口さんの『ヌードバッター鉄雄』はTSSショートムービーフェスティバルXのショートムービー部門でグランプリなど、話題の作品でもある。谷口さんは第5回に『森の安藤』でノミネートされていたこともある。[真狩祐志]インディーズアニメフェスタ/http://www.mitaka-univ.org/iafesta/
「ジャンプ+」と「Netflix」がタッグ! 漫画家発掘オーディション番組「MILLION TAG」配信スタート 2021.7.2 Fri 11:45 マンガ誌アプリ「少年ジャンプ+」を運営する集英社と、世界最…