一方、日本では2011年に公開された『コクリコ坂から』(英題『From Up on Poppy Hill』)も2013年に公開された。こちらは大人向けの作品ということもあり、国内外のインディペンデントアニメーションの配給を得意とするGKIDSが行った。劇場数は全米約50館、都市部の限定公開ではあったが、興行収入は100万ドル(約1億円)を超えた。2004年の『イノセンス』、2003年の『カウボーイビバップ 天国の扉』などのヒット作とほぼ同じ水準だ。 9月3日にはGKIDSとCinedigmが、Blu-rayとDVDの発売をする。米国でスタジオジブリ作品は、映画興行よりもBDやDVDの人気が高い傾向が強い。『コクリコ坂から』の今後の作品の広がりも期待される。
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