ファン支援で1600万円を調達  IG新作アニメの報告会緊急開催決定

ニュース 話題

アニメ制作の新しい挑戦として注目を集めていた短編アニメ『キックハート:Kick-Heart』の米国クラウドファンディングサービスKickstarterでのプロジェクトが大きな成功を収めた。『キックハート』は、『マインド・ゲーム』、『四畳半神話大系』で知られる湯浅政明監督の最新作。この作品制作への支援をアニメスタジオのプロダクション I.Gが呼びかけていた。
10月31日に締め切った支援募集では、総額約20万ドル、日本円で約1600万円の資金を集めた。ファンの作品への期待を感じさせるものとなった。

Kickstarterは、プロジェクトとそのプロジェクトを支援する人たちをつなぐプラットフォームとして運営されている。近年、急激に増えているクラウドファンディングと呼ばれているサービスの最大手である。
プロジェクトの立案者は、まず必要とする資金と資金提供者に対するその見返り(映像作品であればDVD・BDやイラスト集など)を提示する。それに同意した人たちが資金を提供する。
支払金額は数ドル程度から可能で、大勢の人から少しずつ出された金を結集させる。プロジェクト完成前に資金を得られることも特徴だ。

『キックハート』では、鬼才湯浅政明監督の最新作『キックハート』の制作支援を呼びかけてスタートした。当初は15万ドルを目標としたが、募集最終日の10月31日までに、これを大きく超える20万ドル(約1600万円)が集まった。
とりわけ注目されるのは、実際に資金を提供する賛同者が世界中から3232人にも達したことだ。まさにファンパワーの集結となった。

この20万ドル達成の報告会が、急遽開催されることとなった。11月10日に立川シネマシティ シネマ・ツーで予定するI.G25周年イベント「立川あにきゃん×プロダクション I.G Night」にスタッフが登壇し、企画成立の報告と作品トークを行う。
湯浅政監督、プロダクション I.G代表取締役社長/プロデューサーの石川光久さん、さらに『キックハート』副監督Eunyoung Choiさん、美術監督Kevin Aymericさん、主演声優の鈴木達央さんが登壇する。日本のアニメでは稀有な例となった今回のプロジェクトの貴重な話が聴けそうだ。

「立川あにきゃん×プロダクション I.G Night」は、プロダクション I.G設立25年の記念イベントだ。2012年の同社の代表作『ももへの手紙』、『BLOOD-C The Last Dark』、『図書館戦争 革命のつばさ』を上映する。
チケット価格は、トークに、映画3本、さらに未公開新作ショートフィルム1本の上映も含めて税込2000円となる。

Masaaki Yuasa's "Kick-Heart" by Production I.G
(Kickstarterの『キックハート』ページ)
/http://www.kickstarter.com/projects/production-ig/masaaki-yuasas-kick-heart

立川あにきゃん×プロダクション I.G Nighit
/http://tachikawa-anican.com/ignight/

開催日: 2012年11月10日(土)
開催時間: 開場 - 20時30分/開演 - 21時00分/終了予定 - 28時30分
会場: 立川シネマシティ シネマ・ツー /http://cinemacity.co.jp/

上映作品:
『未公開新作ショートフィルム』(未公開/10分予定)
『ももへの手紙』(2012年4月公開作品/120分)
『図書館戦争 革命のつばさ』(2012年6月公開作品/105分)
『劇場版 BLOOD-C The Last Dark』(2012年6月公開作品/110分/PG-12)
チケット: 2000円 購入方法は /http://tachikawa-anican.com/ignight/ticket.html
主催: 立川あにきゃん実行委員会
《animeanime》

関連ニュース

特集