まんだらけ名古屋店 錦から大須に移転 今年12月(8/9) | アニメ!アニメ!

まんだらけ名古屋店 錦から大須に移転 今年12月(8/9)

 マンガやアニメなどのコレクターアイテム、同人誌などを販売する まんだらけは、同社の主要店舗のひとつまんだらけ名古屋店を現在の名古屋市中区錦から同じ中区の大須に移転すると発表した。
 現在の店舗は今年11月に閉店し、12月に大須3丁目18-21に新店舗をオープン

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 マンガやアニメなどのコレクターアイテム、同人誌などを販売する まんだらけは、同社の主要店舗のひとつまんだらけ名古屋店を現在の名古屋市中区錦から同じ中区の大須に移転すると発表した。
 現在の店舗は今年11月に閉店し、12月に大須3丁目18-21に新店舗をオープンする。移転により現在の事務所を含めた店舗面積約266坪は、一気に倍以上の約578坪に拡張される。現在の自社保有としている店舗は4億3200万円で売却する予定である。

 まんだらけによれば今回の移転は、現店舗はワンフロアが狭く、店舗面積も不十分なためであるという。移転後は商品の種類と量の増加により顧客の満足度を向上させ、さらに新規の顧客開拓を進めるとしている。
 また、大須では毎年世界コスプレサミットが開催され、名古屋のアキハバラとも呼ばれていることも移転の理由にあげている。大須の持つオタク文化の発信地域としての特性が、まんだらけの店舗地として絶好の立地条件であり、仕入と販売の双方で大きな力を発揮すると期待している。

 まんだらけは既に秋葉原店を大幅に拡張するために、千代田区外神田に大型ビルを建設中である。まんだらけは長年主要地方都市に、新規の開店を行う店舗の多角化戦略を進めてきた。しかし、この戦略は必ずしもうまく行っておらず、同社の店舗数は一進一退を繰り返しあまり増えていない。
 秋葉原店の店舗の大型拡張と今回の名古屋店の移転・拡張は、まんだらけが多店舗戦略でなく、むしろ自社商品のニーズの高い地域でより多くの販売をし、利益をあげる戦略に転換したとも見える。 
 マニア向けの中古商品、コレクションアイテムを扱うまんだらけは、ほかに例のない業種であるため、今後も独自のマーケティングのなかでの試行錯誤が続きそうだ。

まんだらけ /http://www.mandarake.co.jp/
まんだらけ名古屋店 /http://www.mandarake.co.jp/shop/index_ngy.html
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