スタジオジブリの小冊子『熱風』が、電子書籍になって無料配信

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スタジオジブリが発行する小冊子『熱風』は、熱心なスタジオジブリファンにはお馴染みの読み物だ。「スタジオジブリの好奇心」というコンセプトのもと、毎月1回10日に発行する。A5サイズで、無料で配布されている。
スタジオの日々の様子やスタッフの声だけでなく、広いアニメーション文化を取り上げた充実の内容である。さらにアニメーションのジャンルも超えた執筆陣と読み物も好評を博している。スタジオジブリのポリシーや目指すところも垣間見える。

この『熱風』の最新刊10月号(10月10日発行)が、初めて電子書籍となって、無料配信されることになった。2012年10月10日10時から11月9日まで、スタジオジブリ公式サイトのダウンロードサイトで入手可能となる。
実はこの10号の特集は“電子書籍”。「本格化する電子出版」と題して、様々立場の人々による電子書籍の現状や未来について視点を取り上げている。津田大介さん、杉原光徳さん、井之上達矢さん、川上量生さんの対談も収録する。『熱風』の場で、電子出版の内幕やこれからの方向性、またメルマガの可能性などにもフォーカスする。 
また、電子書籍以外でも、読売新聞グループ本社代表取締役会長・主筆の渡邉恒雄さんによる故・氏家齊一郎さんの思い出も特集となっている。連載も、吉川圭三さん、藤森照信さん、落合博満さん、大塚英志さんなどと豪華である。

『熱風』は無料というものの、配布は全国約40店の書店、あるいは定期購読とやや手に入り難い。「手に入らない」という声も少なくない。今回は、それに応える意味もあり、特集に合わせた初の試みに乗り出した。
ただし、電子書籍化は、当面は本号限りとのこと。また、無料配信されるのは、筆者の了解を得たコンテンツのみとなる。
スタジオジブリと電子書籍、少し珍しい取り合わせだ。しかし、スタジオジブリは、実は新しい技術の取り入れに積極的でもある。そんなスタジオの動きも窺える試みだ。

スタジオジブリ
/http://www.ghibli.jp/top.html
『熱風』
/http://www.ghibli.jp/shuppan/

*配信期間は2012年10月10日10時より2012年11月9日までです。
《animeanime》

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