2012年2月より国内上映が始まった大作劇場アニメ『ベルセルク 黄金時代篇』が、米国でも大人気を博した。7月12日から15日まで、カリフォルニア州サンディエゴで開催された米国最大級のエンタテイメントの祭典コミコンで、『ベルセルク 黄金時代篇 覇王の卵』が紹介され大きな注目を浴びた。本作は三浦建太郎さん原作の同名マンガを原作に映像化するものだ。ファンの間でも特に人気の高い「黄金時代篇」を3部作で劇場映画とする。原作の人気が海外で高いことから、映画製作発表から海外でも高い注目を浴びていた。米国では現地でアニメ・マンガを扱う大手企業VIZ Mediaが配給権を獲得した。今回のコミコンが、作品披露の場となった。開催期間中、第1部にあたる『ベルセルク 黄金時代篇 覇王の卵』が上映されたほか、VIZ Mediaのブースには巨大なウォールが出現、同社が行ったパネルトークでも紹介され、一際高い喝さいを受けた。7月13日の『覇王の卵』の上映は、500席の会場に1000人近いファンが殺到し、急きょ200席を追加する対応も行った。作品の高い人気と期待の大きさを示した。コミコンの会場には、本作のアニメ制作を担当したSTUDIO4°Cの代表である田中栄子プロデューサーも訪れた。パネルトークでは、制作者自ら作品の魅力をファンに伝えた。さらにサイン会にも多くのファンが訪れて、作品への想いを伝える場面もあった。また、コミコンでは、『ベルセルク 黄金時代篇 覇王の卵』が、7月19日から開催されるカナダのモントリールで開かれるファンタジア国際映画祭に正式招待作品に選出されたことも発表された。今後8月4日と5日に上映される予定だ。『ベルセルク 黄金時代篇』は、今後も世界各国でさらに注目を集めそうだ。
「ベルセルク」ガッツの甲冑、ドラゴンころし、義手大砲などの重厚さを見よ!“黒い剣士”姿でフィギュア化 2024.2.9 Fri 12:45 『ベルセルク』より、ガッツが“黒い剣士”の姿でフィギュア化。…