米国実写版『デスノート』にシェーン・ブラック監督 米メディア報道 | アニメ!アニメ!

米国実写版『デスノート』にシェーン・ブラック監督 米メディア報道

 米国の映画情報サイトDEADLINEは、日本のマンガ『DEATH NOTE』を原作とするハリウッド版実写映画の監督にシェーン・ブラック氏が決定したと報じている。映画製作を進めるワーナ・ブラザーズが同氏と契約し、Anthony Bagarozzi氏とCharles Mondry氏が既に書き上げてい

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 米国の映画情報サイトDEADLINEは、日本のマンガ『DEATH NOTE』を原作とするハリウッド版実写映画の監督にシェーン・ブラック氏が決定したと報じている。映画製作を進めるワーナ・ブラザーズが同氏と契約し、Anthony Bagarozzi氏とCharles Mondry氏が既に書き上げている脚本を基に映画化にあたると伝える。
 シェーン・ブラック氏は映画俳優としてキャリアをスタートし、その後、脚本家、プロデューサー、監督と活動を広げてきた。映画監督としては、2005年に米国公開されたダークコメディ『キスキス,バンバン(Kiss Kiss Bang Bang)』が代表作になっている。

 『DEATH NOTE』は小畑健さん作画、大場つぐみさん原作の人気マンガ、2003年から2006年にかけて週刊少年ジャンプ(集英社)に連載された。頭脳戦を中心に組み立てられたドラマがアクション作品中心の同誌のなかで異彩を放ち、大ヒット作となった。
 作品は2006年から2007年にかけてテレビアニメ化、さらに2006年に前編後編の2部作で劇場映画化、2008年にはスピンオフの劇場作品『L change the WorLd』を公開している。このほか小説やゲームなど多彩なメディア展開が行われている。
 米国進出は2005年秋のマンガ出版が最初となる。その後、2007年にアニメシリーズがテレビ、DVD、インターネットで展開され、さらに2008年に実写映画が米国で上映、DVD発売も行った。マンガ、アニメ、映画とも北米でもヒット作となっている。

 こうした『デスノート』の実写化企画は、かなり早い段階から検討されている。2007年夏に、既に日本の実写映画版の金子修介監督がオンラインマガジン「twitch」のインタビューにて、ワーナーブラザーズが、米国実写版の製作を米国展開のオプションに入れていることに言及している。その後も米国実写版について様々な噂が流れ、2009年4月に米国バラエティ誌がワーナーブイラザーズによる実写映画化権の獲得を報じた。
 日本のアニメやマンガ、小説を原作にしたハリウッド映画化企画は、これまで数多く報じられている。しかし、数多くの企画はあれど、実現する数は決して多くないのがハリウッドビジネスである。そうしたなかで監督決定や脚本が仕上がったと報じられたハリウッド版『デスノート』の企画は、より可能性が高い企画になったと見られる。今後さらに順調に展開するのかが注目だ。
《animeanime》
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