日本国内で強大な勢力を誇るバンダイグループは米国で直接ビジネスを展開する数少ない日本企業のひとつ。今回の大きなブースを構えて目を惹いていた。 バンダイグループの今年の目玉は『交響詩篇エウレカセブン』。北米では難しいとされるロボットアニメでどこまで消費者に近づけるか。 こちらはバンダイブースの裏手側、スペースの半分近くを取ってカードゲームの対戦会場を確保している。カードゲームはそれ専用の会場もあるのだが、バンダイが米国市場でいかにカードゲームを重視しているか伺い知ることが出来る。 今年からあらたに米国市場に乗り出したバンダイビジュアルのスペースは、バンダイブースの一角に。 宣伝は新レーベル「オネアミス」の『劇場版パトレイバー』。バンダイビジュアルはこのほか複数のパネルを設けるなどビジネスへの積極な取り組みが見られた。 やはり、同じバンダイブースの一角に設けられたナムコのブース。ゲームというよりパックマンキャラクターの売り込み。 ゲーム企業のブースはAXでは珍しいため、こうしてみるとあらためてバンダイとナムコの両社が経営統合をしたことが感じられる。 既に恒例となった感のあるYAOI専門ブース。かなりの混雑だが、なぜか今回は男性客の姿も多数見受けられた。 とはいうもののアニメエキスポ全体のなかではやはりマイナー感は拭えない。 こちらは今年から初参加の日本貿易振興機構(JETRO)のブース。今回は直接参加しない企業の紹介やアンケートなどを実施。 JETROはこれまでフィルムショウやライセンスショウの参加は多いがAXは初めてである。同機構のアニメコンテンツ重視が見てとれる。
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