短編作品の制作を通じて、若手のアニメーターなどの人材育成を目指すプロジェクト「あにめたまご2016」の4作品が、いよいよ完成した。20分あまりの作品はフレッシュな勢いを感じさせる。
2016年3月19日に都内TOHOシネマズ 日本橋で特別上映会も実施、3月8日~3月21日には秋葉原の東京アニメセンター With あるあるCityにて「あにめたまご2016展」が開催される。プロジェクトの成果を披露する機会も増えている。
ところでこの「あにめたまご」とは一体なになのか?知らない人も多いかもしれない。プロジェクトの正式名称は「若手アニメーター等人材育成事業」、文化庁が日本のアニメーターの人材育成を目的に2010年より行うものだ。短編アニメーションを作るなかで、若手アニメーターなどの技術の向上を目指している。
2010年は「PROJECT A」、2011年から2014年までは「アニメミライ」の名称で実施され、2015年からは現在の「あにめたまご」となった。人材育成に加えて、各スタジオが力をいれたオリジナル作品としても楽しめる。
2016年の作品はシグナル・エムディの『カラフル忍者いろまき』、STUDIO4°Cの『UTOPA』、手塚プロダクションンの『かっちけぇ!』、そして武右ェ門の『風の又三郎』である。どれも魅力たっぷりだ。
とりわけ今回の大きなトピックスは、プロジェクトにあたりデジタル作品にも門戸を開いたことだ。『カラフル忍者いろまき』はデジタル作画を採用、『風の又三郎』はCGアニメーターによるものだ。アニメーションの可能性とヴァリエーションを広げる「あにめたまご2016」、アニメ!アニメ!では各スタジオを周り、プロジェクトの成果と作品について伺った。
東京アニメアワードフェスティバル2016で特別上映会開催!
MCには声優の津田健次郎さん、岡本ナミさん
地上波、Web配信でも作品が見られます!
※読売テレビの放送日時は近日発表。放送日・放送内容は変更になる場合があります。
※スカパー!や全国ケーブルテレビ局などでご覧いただけます。
※放送日時は近日発表。
※詳細は後日、HP内で発表いたします。
※特別上映会当日の生配信ではございません。