「劇場版 遊戯王」遂に完成 手描き2Dアニメが3D立体化 | アニメ!アニメ!

「劇場版 遊戯王」遂に完成 手描き2Dアニメが3D立体化

 2009年の映画界は数々の3D(立体視)作品が登場し、3D元年として映画ファンを沸かせた。その2009年を引き継ぐ2010年は、ますます3D映画が勢いを増しそうだ。
 そうしたなか2010年1月23日から、さらなる3D時代を予感させる劇場アニメが公開される。『劇場版 遊☆戯☆

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 2009年の映画界は数々の3D(立体視)作品が登場し、3D元年として映画ファンを沸かせた。その2009年を引き継ぐ2010年は、ますます3D映画が勢いを増しそうだ。
 そうしたなか2010年1月23日から、さらなる3D時代を予感させる劇場アニメが公開される。『劇場版 遊☆戯☆王 ~超融合!時空を越えた絆~』だ。作品は国内映画ではまだまだ数が少ない3D映画なだけでなく、世界的にも珍しい手描き2Dアニメを3D化したものだ。「遊☆戯☆王」シリーズの見せ場であるバトルシーンなどが立体感を持った迫力の映像となる。

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 この注目の映像が遂に完成し、1月17日に横浜のワーナー・マイカル・シネマズ みなとみらいで、作品を待ちわびるファンが集まった完成披露試写会が開催された。舞台には、映画の中で初めて顔を揃えた3人のシリーズ主人公を演じる風間俊介さん(武藤遊戯役)、宮下雄也さん(不動遊星役)が登壇、さらに今回の敵となるパラドックスを演じるロンドンブーツ1号2号の田村淳さんも駆けつけた。
 映画の見所は、10周年記念プロジェクトとして、登場世界が異なる3つのアニメシリーズが融合すること。風間俊介さんは挨拶で「遂に3人に集まった」と話し、宮下雄也さん、KENNさん(遊城十代役)の3人でのアフレコの和気藹々とした様子を紹介。さらにシリーズが10年を迎えたことについては「10年も経ったのかと感慨深いです。17歳の時に演じましたが、遊戯と伴に成長してきました。10年の成長した姿を見せることが出来ます」と語った。

londonboot12-san.JPG 宮下雄也さんは、「中学生の頃作品を観ていましたが、その時演じていたのが風間さんです。いまそれを自分が演じていることに驚いています」と、長年続いたシリーズの重みを感じさせるコメントだった。
 そして、今回のアフレコで力を入れた場所として、遊星が遊戯に敬語を話しているところを挙げた。5D’Sではクールで不器用なキャラ、あまりないことなので力を入れたと話し、会場を沸かせた。
 田村淳さん演ずるのは主人公たちを苦しめる最凶の敵キャラ パラドックス。「出演の話が来た時は、いよいよ来たか!新しい主人公かと思った」と会場のファンを笑わせる。そして「あんなイケメンだとは思わなかった。次回やる時は4代目主人公で」とコメントした。

 『劇場版 遊☆戯☆王 ~超融合!時空を越えた絆~』は、1月23日から全国公開、120館以上の3Dシアターで上映される。これまでにない物語、これまでにない映像がファンを喜ばせそうだ。
 また、劇場入場者のプレゼントとして配布される「Sin真紅眼の黒竜」OCGカードも、劇場公開ならではの大型企画である。こちらもファンにとっては、外せないものとなる。

『10th アニバーサリー劇場版 遊☆戯☆王 ~超融合!時空を越えた絆~』
2010年1月23日 全国3Dシアターロードショー
/http://www.yugioh10th.com/

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      (C) 高橋和希 スタジオ・ダイス / 集英社・テレビ東京・NAS.
《animeanime》
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