2月17日に、劇場アニメ『借りぐらしのアリエッティ(英題:The Secret World of Arrietty)』の全米公開が始まった。スタジオジブリ映画の米国公開では、『崖の上のポニョ』の927スクリーン、『千と千尋の神隠し』の714スクリーンを超える公開規模、そしてテレビCMの積極的な投入などが注目を集めていた。そうしたなかで公開最初の週末は、順調なスタートを切ったようだ。 米国の映画興行情報のBOXOFFICE MOJOによれば、『借りぐらしのアリエッティ』の週末4日間(2月17日~20日)の興行収入は、810万2000ドル(6億4800万ドル)に達した。これは週末興行の8位となる。スクリーンあたりの平均収入は5323ドル、ベスト10に入った作品はいずれもスクリーン数2000以上で、『借りぐらしのアリエッティ』のみが1522スクリーンだった。