第5回デジタル・コミック大賞 準大賞にアニメ2作品選ばれる | アニメ!アニメ!

第5回デジタル・コミック大賞 準大賞にアニメ2作品選ばれる

宝島ワンダーネットが主催する第5回デジタル・コミック大賞の受賞作品が発表された。このコンテストは、デジタル時代に相応しい、

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 宝島ワンダーネットが主催する第5回デジタル・コミック大賞の受賞作品が発表された。このコンテストは、デジタル時代に相応しい、世界に活躍出来るデジタルクリエイターの発掘を目指してスタートしたものである。幅広い才能を目的に、アニメ部門とコミック部門、インタラクティブ部門の3つで作品を募集している。
 しかし、2011年に最終審査に進んだのは、アニメ部門5作品、コミック部門5作品である。このなかから最終的に準大賞、奨励賞が決定した。準大賞が2作品となる一方で、大賞はなかった。

 受賞作品では、アニメが強さを発揮した。準大賞は『霊幻警察故事』(霊幻警察故事製作委員会)と『Re:メールしないで下さい』(岡本雄介)、いずれもアニメである。
 『霊幻警察故事』は、OVAを意識して制作された作品である。かわいいキャラクターに戦闘シーンを盛り込むなど、エンタテイメント満載となっている。『Re:メールしないで下さい』は、社会人になった主人公が、大学生時代から片思いの相手にOKをもらうまでの2年間を描く。

 奨励賞でも『ひとり遊び』(奥蛍輔)がアニメである。3Dアニメ作品で、背景や3Dモデリング、アニメーションでのCGワークが特徴となっている。
 コミック部門では、和風の作品『オイラ天狗の一番弟子』(一訶)、震災をテーマに取り上げた『三陸海岸にて』(KumaLab.)、青春ラブコメディ『奨励賞:奴はストーカー?いやただのシャイガールだ』(圓田美早貴)が、奨励賞を受賞した。
 
 主催者によれば、第5回の応募は、3月に発生した東日本大震災の影響から、例年の応募作品れバルには達しなかったという。多くの大学・学校などで春の始業開始期間遅れや施設の利用制限が発生した。そうしたなかでも実力のある作品が集まり賞を決定した。
 宝島ワンダーネットは、これまで同様に受賞者への支援などを通じて、クリエイター育成を目指す。

第5回デジタル・コミック大賞
/http://mcomic.jp/dca2011/

準大賞
 『霊幻警察故事』 (霊幻警察故事製作委員会)
 『Re:メールしないで下さい』 (岡本雄介)

奨励賞
 『ひとり遊び』 (奥蛍輔)
 『オイラ天狗の一番弟子』 (一訶)
 『三陸海岸にて 』(KumaLab.)
 『奨励賞:奴はストーカー?いやただのシャイガールだ』 (圓田美早貴)
《animeanime》
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