3月26日に公開スタートした『攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D』が、大ヒットとなっている。公開から20日間、4月18日までに、興行収入は全国9館という規模では異例の1億円を突破1億1300万円に達した。 そうした人気は初日興収シアターアベレッジ260万円という高い数字にも表れている。さらに3週間連続でミニシアターランキング1位を獲得するなど、様々な記録を残している。 こうしたヒットは今後もまだ続きそうだ。5月7日からの同作の拡大ロードーショーが決定したからだ。しかも、劇場数は3月26日公開スタート時の3倍、一挙27劇場に広がる。これは映画公開後、ぴあ映画満足度ランキングの1 位を獲得するといった観客からリアクションの高さから、全国各地の劇場から作品への問い合わせが殺到した結果だ。 これまでは話題性の高さにも関わらず、映画を手軽に観ることの出来ない地域も多かった。5月7日からはより多くのファンに『攻殻機動隊 S.A.C. SSS 3D』の3D体験を届けることになりそうだ。 また、現在公開中の劇場のうち新宿バルト9、横浜ブルク13、T・ジョイ京都の都心の大型シネコン3ヶ所は、5月7日以降も続映する。作品人気の高さもあり、ロングランに突入する。 『攻殻機動隊 S.A.C. SSS 3D』の人気の高さは、日本のセルアニメーション、そして「攻殻機動隊 S.A.C.」の世界観を見据えた新しい3D(立体視)を提示したことだ。これが幅広い映像ファンから関心を集めた。さらに2006年に発表された『攻殻機動隊 S.A.C. SSS』をベースにしているにも関わらず、今日性を失わず、そのテーマがあらためてリアルに浮かび上がってくるストーリーも見逃せない。 また、劇場でしか体験出来ない3Dという貴重性に加えて、雑誌や劇場を利用した話題づくりの巧みさ、神山健治監督がファンに作品を語る場を多数設けたこともヒットにつながっているといえそうだ。4月24日には、T・ジョイ博多にて監督による大ヒット御礼トークショーも予定している。『攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D』公式サイト /http://www.ph9.jp/[上映劇場一覧]新宿バルト9(続映)/横浜ブルク13(続映)/T・ジョイ京都(続映)/T・ジョイ長岡/シネプレックスつくば/MOVIX 宇都宮/MOVIX 伊勢崎/MOVIX 三郷/T・ジョイ蘇我/アイシティシネマ/富山シアター大都会/ユナイテッドシネマ金沢/MOVIX 清水/大垣コロナシネマワールド/福井コロナシネマワールド/MOVIX 橿原/MOVIX 倉敷/T・ジョイ出雲/T・ジョイ東広島/MOVIX周南/アイシネマ今治/T・ジョイ リバーウォーク北九州/T・ジョイ久留米/T・ジョイ パークプレイス大分/ユナイテッドシネマ長崎/シネプレックス熊本/鹿児島ミッテ10
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