YouTube JapanはYouTube Video Awards Japan 2010ノミネート作品を発表し、12月17日より一般投票の受付を開始した。「拍手」による投票は1月10日までで、受賞発表は1月12日に行われる。 2008年から始まったこのYouTube Video Awards Japanでは、1年間に投稿された動画の中から再生回数、お気に入り登録数、コメント数、他に投稿している動画の数や再生回数等、様々な観点から鑑みてノミネートの選出を行っている。
部門は「アニメーション」、「ブログ・ハウツー」、「ペット・動物」、「音楽」、「実写・特撮」、「乗り物・テクノロジー」、「風景・夜景・自然」である。 今回はアニメーション作品が多めで、「アニメーション」は25作品と他の部門よりも激戦となっている。なかでも『あした世界が終わるまえに』(山本蒼美)、『自主制作アニメ「ケムリの魔人」』(マシモユウ)、 『自主制作アニメ「CHILDREN」』(岡田拓也)、『自主制作アニメ「赤い糸」Independent production anime「akai ito」』(奥下和彦)、『ロボと少女(仮)第1話』(アオキタクト)、『神戸と私(Kobe and I)』(山元隼一)といった、これまでも各コンテストや映画祭で見られた作品や作者も揃っている。『神戸と私(Kobe and I)』の山元氏は昨年は『memory』で、『自主制作アニメ【BO-4 (ボヨン)】』のArtmic8neoは昨年は『Elephant SANTIE 3 (not alone)』でノミネートされていた。
さらにこのほかの部門にもアニメーション作品が見られる。音楽部門は『阿佐ヶ谷レイニーブルー』、『やねせんおんど‐LOVE LOCAL』、『おまめ - united colors of bean』だが、実写・特撮部門は『自主制作 アニメーション 「超新星 AMAND with FU-MU」 PV』、『-stop motion- 戦う二人とティッシュの神』、『ブーシュカのおにぎり屋』、『装備が欲しい』、『【コマ撮りアニメ】蜉蝣~24時間の儚き命~』、『Good bye Good boy』、『La Promenade - WOWid』と、ほぼアニメーション作品で占められている。 また昨年、音楽部門に『the TV show』でノミネートされていた椙本晃佑氏は、今回は実写・特撮部門に『100』でノミネートされている。 【真狩祐志】