スペインを代表するコミックス・アーティスト パコ・ロカ氏がこのほど来日し、マンガ家里中満智子氏と対談する。スペインと日本の文化交流を目指すセルバンテス文化センターは、9月1日に日西を代表するクリエイターを招いた連続トークイベント「ともに育む文化 スペイン×日本クリエイターの対話」を開催する。トークは建築から始まり、モード、文学、そしてコミック・マンガの4分野が取り上げられる。 このコミック・マンガ対談に登場するのが、パコ・ロカ氏と里中満智子氏だ。日本ではこれまであまり語られることのなかったスペインのコミックス文化の一端にふれることが出来るチャンスとなる。 パコ・ロカ氏はバレンシア生れのコミックス・アーティストで、コミックスやイラストレーションなど、そしてアニメーションのデザインなどでも活躍する。祖国スペインだけでなくフランスなどでも活躍する国際的なアーティストだ。 1990年代にコミックス・アーティストとして活動を始め、2007年に「老い」をテーマにして発表した『Arrugas』で高い評価を勝ち取った。この年スペイン文化省国民コミック賞を受賞している。同作はこのほかバルセロナのサロン・デル・コミックスやイタリアのルッカ・コミックスなどでも相次いで賞を獲得するなど注目作となっている。 「ともに育む文化 スペイン×日本クリエイターの対話」は、9月1日東京・千代田区のセルバンテス文化センターで9時半から12時40分までを予定する。パコ・ロカ氏と里中満智子氏の対談は、10時20分から11時までとなる。 両氏のほか建築ではマヌエル・ブランコ氏と隈研吾氏、文学では大江健三郎氏とハピエル・セルカス氏といった世界的に知られたクリエイターが並ぶ。非常に充実したトークイベントとなっている。 入場は無料だがセルバンテス文化センターで事前予約が必要となる。なおプログラムの一部、途中参加は出来ない。セルバンテス文化センター /http://tokio.cervantes.es/jp/パコ・ロカ 公式サイト(スペイン語) /http://www.pacoroca.com/
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