2010年の特徴は、前回の国立新美術館の会場に加え、近隣の東京ミッドタウン、そして東京現代美術館でも関連企画を行うことだ。これまで限定的に行われていた上映企画が一気に拡大する。アニメーション部門の作品にとっては朗報だ。劇場公開作品も全編上映し、公開の終わった『サマ-ウォーズ』の上映も期待出来るだろう。 協賛事業では、東京都現代美術館の「サイバーアーツジャパン アルスエレクトロニカの30年」が見逃せない企画になりそうだ。世界有数のメディア芸術イベントであるアルスエレクトロニカにて紹介された歴代日本人作家の特集展示となる。 このほか関連企画では、海外のメディア芸術関連フェスティバルを紹介する「Media Art in the World」、ミュージックビデオの制作ワークショップ「学生MVコラボレーション」、「学生CGコンテスト受賞作品展」、「先端技術ショーケース」がある。