7月16日、世界で有数の歴史を持つロカルノ国際映画祭(The Locarno Film Festival)が、8月5日から始まる映画祭のコンペティション作品と公式出品作品を発表した。 このうち国際コンペティション18作品の中に、日本から2本の映画が選ばれた。そのひとつは細田守監督のアニメ映画『サマーウォーズ』である。日本のアニメ映画がロカルノの国際コンペティションに出品されるのは、今回が初めてである。もう1本は2007年に『愛の予感』で金豹賞を受賞した小林政広監督の新作である。
ピアッザ・グランデでは『REDLINE』以外に高畑勲監督の『平成狸合戦ぽんぽこ』が上映されるほか、FILMMAKERS OF THE PRESENT COMPETITIONには西久保瑞穂監督『宮本武蔵―双剣に馳せる夢―』が公式出品される。 さらにピアッザ・グランデの深夜特別企画「PIAZZA GRANDE MANGA NIGHT」として、富野善幸(現由悠季)監督の『機動戦士ガンダム』、加藤久仁生監督の『つみきのいえ』、先日モスクワ国際映画祭でコメルサント賞を受賞した『First Squad The Moment Of Truth』の3本が上映される。