アジアから世界へ向けた知の発信とデジタルアート&デザインの普及啓発を目的とするアジアデジタルアート大賞が、9月1日よ2008年の同賞の作品募集を開始した。 アジアデジタルアート大賞は、2001年より福岡で毎年開催されている。例年多くの国と地域から約1000点以上の応募があり、昨年も受賞者の出身地には国内だけでなく韓国、中国、台湾、香港、そしてアルゼンチンも含まれていた。 今回も専門家または専門家を目指す人を対象としたカテゴリーAと、一般や学生を対象としたカテゴリーBで作品を募集する。作品の応募締め切りは10月31日となっている。 前回2007年に最高賞のADAA大賞を受賞したのは、カテゴリーAの動画部門から選出された中間耕平氏の『SHATTER』だった。この作品は、福岡県知事賞や文部科学大臣奨励賞も同時に受賞している。 また、8月23日から9月7日まで六本木の東京ミッドタウン内デザインハブにて「アジアデジタルアート大賞・東京展」を開催している。 こちらは昨年から開始されたもので、今回で2度目となる。前回の「2007アジアデジタルアート大賞」の受賞作品から静止画部門15作品、動画部門33作品、インタラクティブアート部門2作品、デジタルデザイン部門4作品が展示されている。そのほか、九州大学大橋キャンパスにある先導的デジタルコンテンツ創成支援ユニット(ADCDU)の17作品も展示されている。 【真狩祐志】アジアデジタルアート大賞 /http://adaa.jp/デザインハブ /http://www.designhub.jp/ 当サイトの関連記事/アジアデジタルアート大賞展・東京展 東京ミッドタウンで開催/2007アジアデジタルアート大賞決定
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