国際ガンダム学会設立 シンポ「ガンダム学会、大地に立つ」も予定 | アニメ!アニメ!

国際ガンダム学会設立 シンポ「ガンダム学会、大地に立つ」も予定

 7月28日、国際ガンダム学会と広島アニメーションビエンナーレ2008実行委員会は、8月24日に「国際ガンダム学会」設立記念シンポジウムを開催することを明らかにした。
 これにより放送開始から30年近い人気アニメシリーズ『機動戦士ガンダム』を学問的に論じる組織が

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 7月28日、国際ガンダム学会と広島アニメーションビエンナーレ2008実行委員会は、8月24日に「国際ガンダム学会」設立記念シンポジウムを開催することを明らかにした。
 これにより放送開始から30年近い人気アニメシリーズ『機動戦士ガンダム』を学問的に論じる組織が誕生することになる。
 『機動戦士ガンダム』は、様々なメディア展開を行っているだけでなく、世代を超えた共通言語となっている。国際ガンダム学会は、この『機動戦士ガンダム』を未来学的な見地から学術的に考察、議論を行う。『ガンダム』を通して未来学研究の国際的な発展と教育普及を目指すという。

 一方、広島アニメーションビエンナーレは、2年に1度、広島国際アニメーションフェスティバルに合わせて開催されるアニメーションの一大イベントである。今年は、メインプログラムとして人気ロボットアニメを多数集めた「ロボットアニメEXPO」を開催する。
 ロボットアニメの中でも、『機動戦士ガンダム』は特にエポックメイキングな作品である。そこで、今回この国際ガンダム学会設立記念シンポジウムを広島に誘致した。

 8月24日には、国際ガンダム学会設立記念シンポジウム『ガンダム学会、大地に立つ(仮称)』も予定されている。
 シンポジウムでは、基調講演「未来都市の表象としてのガンダム」が行われる。また、個別セッションとして、「世界に広がるガンダム世界 国内外の検証」と「未来学につながる学際領域としてのガンダム」が設けられる予定である。国境を越えたグローバル化と分野を越えた学際的な広がりの2つの面からガンダムを論じる予定である。

 また、この他ガンダム国際学会の付帯イベントとして、ディジラマ甲子園が予定されている。ディジラマは、プラモデルやフィギュアを用いて、情景模型を制作するものである。
 2008年は8月23日と24日に告知イベントを広島で開催する。2009年以降は、一般公募によりコンペティションを行い、国際ガンダム学会と共に全国4都市を巡回する予定である。

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国際ガンダム学会設立記念シンポジウム
『ガンダム学会、大地に立つ(仮称)』


日時: 2008年8月24日(日)14:00-17:40
場所: (財)広島市文化財団アステールプラザ市民ギャラリー
主催: 国際ガンダム学会
共催: 大阪市立大学都市研究プラザ、広島市立大学、
    有限責任中間法人広島経済同友会アニメーションビエンナーレ基金
後援: 中国経済産業局、中国運輸局(共に申請中)

プログラム(案)
1400-1410 挨拶 中嶋健明(広島市立大学芸術学部教授)
1410-1430 学会設立挨拶・趣旨説明 橋爪紳也(国際ガンダム学会会長)
1430-1530 基調講演「未来都市の表象としてのガンダム」

(休 憩)
1540-1640 セッション1「世界に広がるガンダム世界 国内外の検証」
1640-1740 セッション2「未来学につながる学際領域としてのガンダム」

ディジラマ甲子園2008年広島大会
場所:財団法人広島文化財団アステールプラザ市民ギャラリー
日時:2008年8月23日、24日
内容:ディジラマ作品パネル展示、ディジラマ甲子園キックオフ告知
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