「アイアンマン」オープニング興収 全世界200億円スタート | アニメ!アニメ!

「アイアンマン」オープニング興収 全世界200億円スタート

 5月2日から世界公開されたVFX映画『アイアンマン: Iron Man』が記録的なオープニングとなった、公開最初の4日間(プレビューナイト含む)興収が米国だけで1億430万ドル(約108億円)、全世界で2億100万ドル(209億円)に達した。
 これはオープニングの成績としては

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 5月2日から世界公開されたVFX映画『アイアンマン: Iron Man』が記録的なオープニングとなった、公開最初の4日間(プレビューナイト含む)興収が米国だけで1億430万ドル(約108億円)、全世界で2億100万ドル(209億円)に達した。
 これはオープニングの成績としては、2008年のトップ、歴代でも第10位にあたる。『スパイダーマン』や『スパイダーマン2』、『Xメン』を越えることは出来なかったが、『スパイダーマン2』や『Xメン2』を上回っており、これらのシリーズに匹敵するものだ。

 『アイアンマン』は、米国のコミックス出版社マーベルが展開するスーパーヒーロー作品のひとつである。アメコミヒーローとしては、『スーパーマン』や『バットマン』、『スパイダーマン』に較べると知名度が低くマイナー感がある。しかし、今回の大ヒットで一気にメジャーヒーローの仲間入りをしそうだ。
 しかし、新たにメジャーの世界に仲間入りするのは、むしろ原作を出版するマーベルと言えるだろう。この『アイアンマン』は、マーベルが映画製作を自ら手がけた最初の作品だからだ。
 これまで原作としてコミックスを提供するだけだった同社にとって、『アイアンマン』映画化によってもたらされる利益は遥かに大きい。1990年代後半の経営危機から、ライセンス部門を強化することで、一気に業績を拡大させたマーベルは、コミックス出版、ライセンス事業に次ぐ第3のビジネスとして映画製作を築きあげたことになる。

 マーベルは6月13日からは、同じく自社製作の『超人ハルク:The Incredible Hulk』の全米公開も控えており、こちらの結果も大きく期待出来そうだ。結果次第で、現在、企画中とされる『アントマン』、『キャプテンアメリカ』の実現も大きく前進するかもしれない。
 マーベルは5月5日9時から(米国東部時間)から2008年の第1四半期の決算発表を行うが、明るい雰囲気に包まれたものになりそうだ。

『アイアンマン: Iron Man 公式サイト(英語) /http://ironmanmovie.marvel.com/
マーベル /http://www.marvel.com/company/index.htm

《animeanime》
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