アニメ版バットマン公式サイトオープン プロモムービーも公開 | アニメ!アニメ!

アニメ版バットマン公式サイトオープン プロモムービーも公開

 7月8日に全米リリースされる短編アニメーションオムニバス『バットマン ゴッサムナイト Batman: Gotham Knight』の公式サイトが3月12日にオープンした。この作品はこの夏公開される劇場映画『バットマン ダーク・ナイト Batman: The Dark Knight』に合わせてワーナ・

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 7月8日に全米リリースされる短編アニメーションオムニバス『バットマン ゴッサムナイト Batman: Gotham Knight』の公式サイトが3月12日にオープンした。この作品はこの夏公開される劇場映画『バットマン ダーク・ナイト Batman: The Dark Knight』に合わせてワーナ・ブラザースからリリースされる。
 作品は映画では語られない時代の『バットマン』を描き、米国のコミックスファンや映画ファンのお持ちかねの作品である。また、作品が全て日本のアニメスタイルで制作されることが大きな話題を呼んでいる。 
 収録される6本の作品は、様々な分野の異なる有名クリエイターが脚本を書く。さらにアニメーションパートも、アニメーションディレクターとしてそれぞれ異なる日本のクリエイターが手がける。
 作品の制作スタジオには、日本のSTUDIO 4℃、マッドハウス、プロダクション I.Gが参加している。さらにアニメーションディレクターとして、西見祥示郎、東出太、守岡博、青木康浩、窪岡俊之各氏らが参加することが既に明らかにされている。しかし、これまでその映像は公開されて来なかった。

 今回オープンした公式サイトでは、物語やスタッフ、キャラクター、世界観の紹介のほか、かなり見応えのあるプロモーションムービが配信されている。
 そこからはこれまで明らかにされなかった『バットマン ゴッサムナイト』の映像世界が感じられ、いかにもアニメ的な映像が展開する。また、映像からは制作での大物クリエイターの参加も伺い知ることが出来る。絵を観るだけでも、熱心なファンならその名前もわかるだろう。

 作品は7月8日にDVD、ブルーレイのほか、ビデオ・オン・デマンド、オンラインからダウンロードまで、ワーナグループが大掛かりな流通を行う。ビジネス的にも大きなセールスが期待出来そうだ。こうした作品は日本のアニメと異なり、著作権が米国側にあるし、企画からも「ANIME」と分類することは難しいかもしれない。
 しかし、米国サブカルチャー界の象徴的なキャラクターを日本のアニメスタイルで制作すること、それを米国の一般マーケットに展開することなど、今後の日本アニメと米国市場の関係を考えるうえでも興味深い点の多い企画になっている。

バットマンゴッサムナイト Batman: Gotham Knight公式サイト(英語)
/http://warnervideo.com/batmangothamknight/
(プロモーション映像は日本からも視聴可能) 

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