バットマン 日本スタイルでアニメ化企画?(8/4) | アニメ!アニメ!

バットマン 日本スタイルでアニメ化企画?(8/4)

 米国のアメリカン・コミックスの情報サイトNewsaramaは、DCコミックスとワーナー・ブラザーズの内部の情報として、人気コミックスのヒーロー『バットマン』が日本のアニメスタイルで映像化されオリジナルDVDとして発売されると伝えている。
 ニュースは企画書の一部

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 米国のアメリカン・コミックスの情報サイトNewsaramaは、DCコミックスとワーナー・ブラザーズの内部の情報として、人気コミックスのヒーロー『バットマン』が日本のアニメスタイルで映像化されオリジナルDVDとして発売されると伝えている。
 ニュースは企画書の一部とみられる画像と伴に紹介され、作品タイトルは『BATMAN ANIME』、日本のアニメスタイルで制作される短編作品6本から構成されるとしている。企画では製作中の『バットマン ザ・ダーク・ナイト』に合わせて発売し、脚本はハリウッドの有名脚本家やクリエイターが参加するとしている。しかし、日本のアニメクリエイターが参加するかには触れていない。
 もっともNewsaramaは、このニュースに対する同社の問い合わせに、ワーナー・ブラザーズは質問の回答を拒否したとも伝えており、真偽のほどは確かではない。

 ただし、米国のアメリカン・コミックスの代表である『バットマン』を日本アニメでというのは、日本人にとっては驚きであるが、ビジネスとしては十分考えられるものである。
 これまでにも、劇場映画の公開に合わせて日本で制作した短編アニメのオムニバス『アニマトリックス』を発売した『マトリックス』の例もある。これはハリウッドのビッグムービーの公開と短編アニメのスピンオフのオムニバス発売という点で今回報道された内容とよく似ている。

 『アニマトリックス』のDVDの売上は好調であったことから、同様の企画があらたに持ち上がっても不思議ではない。
 さらに日本アニメスタイル以外では、こうしたコミックスヒーローのオリジナルアニメーションDVDは米国で増えており、販売も好調である。

 また、『バットマン』を発行するDCコミックスの作品では『ティーンタイタンズ』が既にTVアニメ化されており、日本アニメスタイルを一部取り入れているともされる。米国人のファンにとっては、コミックスもアニメも同じサブカルチャーの世界にあり違和感はない。
 さらにゴンゾが米国向けに作る『アフロサムライ』やマッドハウスが米国向けに制作する『ハイランダー』など、日本アニメスタイルの作品制作を米国の企業が日本のスタジオに発注するケースも増えている。今回の企画が実現し、その制作に日本クリエイターが参加することはありうる話であろう。

Newsarama /http://www.newsarama.com/
/WONDER WOMAN AND BATMAN NEXT UP FOR ANIMATED DVD TREATMENT?

《animeanime》
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